嬉遊笑覧
喜多村信節が江戸時代後期の風俗習慣、歌舞音曲などについて書いた随筆
『嬉遊笑覧』(きゆうしょうらん)は、喜多村信節が江戸時代後期の風俗習慣、歌舞音曲などについて書いた随筆。文政13年 (1830年) 発刊。各巻上下2章から成る全12巻と付録が1巻。各項目を和漢古今の文献を引用して解説し、体系的に整理した百科事典的な書物で、江戸風俗を知る有益な資料として知られる。注解書は岩波文庫(全5巻)である。
参考文献
編集- 吉見孝夫「『嬉遊笑覧』が引用する『衣食住の記』」『札幌国語研究』第8巻、北海道教育大学国語国文学会・札幌、2003年、1-12頁、doi:10.32150/00007179、ISSN 1342-6869、CRID 1390013352873658112。
- 嬉遊笑覧 上 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- 嬉遊笑覧 下 - 国立国会図書館デジタルコレクション