婦中町

日本の富山県婦負郡にあった町

婦中町(ふちゅうまち)は、かつて富山県婦負郡にあった。現在は富山市の一部である。

ふちゅうまち
婦中町
鵜坂神社
婦中町旗 婦中町章
婦中町旗 婦中町章
1952年6月1日制定
廃止日 2005年4月1日
廃止理由 新設合併
富山市、大山町大沢野町婦中町八尾町山田村細入村富山市
現在の自治体 富山市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
都道府県 富山県
婦負郡
市町村コード 16362-0
面積 68.04 km2
総人口 36,148
(2004年12月31日)
隣接自治体 富山市砺波市八尾町小杉町山田村
町の木 珊瑚樹
町の花 水仙
婦中町役場
所在地 939-2798
富山県婦負郡婦中町速星754
座標 北緯36度39分41秒 東経137度09分36秒 / 北緯36.6615度 東経137.16008度 / 36.6615; 137.16008座標: 北緯36度39分41秒 東経137度09分36秒 / 北緯36.6615度 東経137.16008度 / 36.6615; 137.16008
婦中町の県内位置図
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財政は比較的健全であり、富山市などとの合併の是非を問う住民投票では、唯一、反対が多かった町でもある。近年は富山市のベッドタウンとして発展している。「平成の大合併」により、2005年(平成17年)4月1日に富山市・八尾町大沢野町大山町山田村細入村の富山地域7市町村と合併した。

地理

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隣接していた自治体

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大沢野町とも近接している。

歴史

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沿革

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  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、婦負郡速星村、鵜坂村、朝日村、熊野村、宮川村、千里村、富川村、古里村及び音川村が発足する。
  • 1942年(昭和17年)6月1日 - 婦負郡速星村及び鵜坂村が合併して、婦負郡婦中町が発足する[1]
  • 1942年(昭和17年)6月20日 - 婦負郡千里村及び富川村が合併して、婦負郡神保村が発足する。
  • 1955年(昭和30年)1月1日 - 婦負郡婦中町、朝日村熊野村及び宮川村が合併して、婦負郡婦中町が発足する。
  • 1959年(昭和34年)1月1日 - 婦負郡婦中町が婦負郡神保村古里村及び音川村を編入する。
  • 2005年(平成17年)4月1日 - 富山市並びに上新川郡大山町大沢野町、婦負郡婦中町、八尾町山田村及び細入村が合併して、富山市が発足する。

行政

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  • 歴代婦中町長(1942年ー1955年)
  • 初代 浅野武雄(昭和17年6月1日₋同7月20日)
  • 2代 竹内拙堂(昭和17年7月21日₋昭和21年7月20日)
  • 3代 増田清太郎(昭和21年8月7日₋同12月12日)
  • 職務代理 河上喜一(昭和21年12月13日₋昭和22年4月6日)
  • 4代 浅野長隆(昭和22年4月7日₋昭和26年4月6日)
  • 5代 浅野長隆(昭和26年4月7日₋昭和29年12月31日)
  • 歴代婦中町長(1955年ー2005年)
  • 初代 浅野長隆(昭和30年1月1日₋同2月9日)
  • 2代 浅野長隆(昭和30年2月10日₋昭和34年2月9日)
  • 3代 井上幸夫(昭和34年2月10日₋昭和38年2月9日)
  • 4代 井上幸夫(昭和38年2月10日₋昭和42年2月9日)[2]
  • 5代 若林芳雄(昭和42年2月10日₋昭和46年2月9日)
  • 6代 八尾高重(昭和46年2月10日₋昭和50年2月9日)
  • 7代 八尾高重(昭和50年2月10日₋昭和54年2月9日)
  • 8代 八尾高重(昭和54年2月10日₋昭和58年2月9日)
  • 9代 八尾高重(昭和58年2月10日₋昭和62年2月9日)
  • 10代 大澤輝男(昭和62年2月10日₋平成3年2月9日)
  • 11代 森野義博(平成3年2月10日₋平成7年2月9日)
  • 12代 森野義博(平成7年2月10日₋平成11年2月9日)
  • 13代 森野義博(平成11年2月10日₋平成15年2月9日)[3]
  • 14代 大島外夫(平成15年2月10日 - 平成17年2月9日)
  • 15代 大島外夫(平成17年2月10日₋同3月31日)

産業

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教育

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小学校

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  • 婦中町立速星小学校
  • 婦中町立鵜坂小学校
  • 婦中町立朝日小学校
  • 婦中町立宮野小学校
  • 婦中町立古里小学校
  • 婦中町立神保小学校
  • 婦中町立音川小学校

中学校

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  • 婦中町立速星中学校
  • 婦中町立城山中学校

高校

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特別支援学校

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  • 富山県立ふるさと支援学校
  • 富山県立しらとり支援学校

交通

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旧婦中町内に空港はない。最寄りの空港は富山空港

鉄道

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現在は婦中鵜坂駅が旧町域に設置されているが、当時は未開業。

道路

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旧婦中町内には高速道路のインターチェンジはない。最寄りのインターチェンジは北陸自動車道富山西インターチェンジ富山インターチェンジ

一般国道

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娯楽

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名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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婦中町観光案内マップ、2008年撮影。

出身者

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脚注

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  1. ^ 『新聞に見る20世紀の富山 第1巻』(2000年5月20日、北日本新聞社発行)264頁。
  2. ^ 婦中町史. 婦中町役場. (昭和42年1月25日) 
  3. ^ 広報「ふちゅう」縮刷版 第2巻. 日本図書出版株式会社. (昭和63年11月5日) 
  4. ^ 『映画年鑑 1960年版 別冊 映画便覧 1960』時事通信社、1960年。同文献を出典とする1960年の映画館(北陸・甲信越地方)「消えた映画館の記憶」を参照した

関連項目

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外部リンク

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