姫 (ラッパー)
姫(ひめ、1979年[1] - )は、ヒップホップグループNARSISTERのMCである。ソロのラッパーとしても活動している。
10代半ば、ダンスを通してHIP HOPに出会う。1998年、NARSISTERを結成。2001年、ソロ活動を開始。2003年、Dj hondaに見い出され、彼のプロデュースによるデビューアルバム「姫始」をリリース。
文化人類学者のイアン・コンドリーは、日本の女性ラッパーのミス・マンデー(1976年生れ[2])と共に姫について、現代日本の少女における支配的な価値観であるかわいらしさを乗り越える次の価値観の手本を提示していると見ている[3]。
ディスコグラフィ
編集アルバム
編集- 『姫始』(2003年10月8日)
- DJ-TANAKEN、三善/善三、ZINGI2(MC仁義、GUY、魔亜、G.M-KAZ)、D.O(えん突つ、KAMINARI-KAZOKU.)、山田マン(ラッパ我リヤ)、D-originu(T.O.P、UBG)、DJ-BASS、JUN-Gらが参加。
- 『浮き名』(2004年11月10日)
- 『一暦』(2006年4月12日)
客演作品
編集- FREGRANCE『N.E.W.S.』(2004年2月25日)
- 06.Homie's feat.姫
脚注
編集参考文献
編集- イアン・コンドリー『日本のヒップホップ : 文化グローバリゼーションの〈現場〉』上野俊哉 監訳、田中東子、山本敦久 訳、NTT出版。277-306頁「第6章 女性ラッパーとキューティスモの値打ち」、405-419頁「本書の主要な登場人物」。ISBN 9784757141711。