妙音寺 (江戸川区)
東京都江戸川区にある寺院
妙音寺(みょうおんじ)は、東京都江戸川区にある真言宗豊山派の寺院。
妙音寺 | |
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所在地 | 東京都江戸川区一之江5-8-20 |
位置 | 北緯35度41分35.7秒 東経139度52分49.6秒 / 北緯35.693250度 東経139.880444度座標: 北緯35度41分35.7秒 東経139度52分49.6秒 / 北緯35.693250度 東経139.880444度 |
山号 | 医王山[1] |
院号 | 不動院[2] |
宗派 | 真言宗豊山派[1] |
本尊 | 十一面観音[1][注釈 1] |
創建年 | 建久元年(1190年)[1] |
開山 | 秀栄[1] |
中興年 | 戦国時代末期【第1次】、江戸時代中期【第2次】 |
中興 | 秀誉【第1次】、大空【第2次】[1] |
文化財 | 木像阿弥陀如来立像(江戸川区登録有形文化財) |
法人番号 | 1011705000191 |
概要
編集1190年(建久元年)、秀栄によって開山された。『江戸名所図会』にも載る[3]区内でも有数の古刹である[4]。旧本山は青戸宝持院 [2]。
長い歴史を有する古刹であるため、何度か廃寺の危機に遭っているが、その都度復興している[4]。
境内には、薬師堂があり、春日仏師作の薬師如来立像がある。眼病を治すご利益があるとされ、村の長者の娘が眼病が治ったお礼に池にフナを放ったところ、全て片目になったという「片目のフナ」伝説がある[4]。
文化財
編集交通アクセス
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集参考文献
編集- 内田定夫 著『江戸川区史跡散歩 (東京史跡ガイド23)』学生社、1992年
- 「民俗・文化・自然編 第二章 神社と寺院 第二節 寺院 三 各神社の由緒沿革 60 妙音寺」『江戸川区史』 第三巻、江戸川区、1976年3月、521頁 。
- 「第七巻揺光之部 医王山妙音寺」『江戸名所図会』 第4、有朋堂書店、1927年、265-267頁 。
- “木造阿弥陀三尊像”. 江戸川区文化財・史跡 (2019年1月31日). 2020年5月25日閲覧。
- “板碑・文永十年十一月銘”. 江戸川区文化財・史跡 (2019年1月31日). 2020年5月25日閲覧。
- 「東一之江村 妙音寺」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ28葛飾郡ノ9、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763979/54。