妙日寺
静岡県袋井市広岡にある日蓮宗の寺院
妙日寺(みょうにちじ)は、静岡県袋井市広岡にある日蓮宗の寺院。山号は貫名山。旧本山は身延山久遠寺、鏡師法縁(善学会)。遠州七不思議のひとつ片葉の葦や柳生宗矩が寄進した五輪塔で知られる。
妙日寺 | |
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所在地 | 静岡県袋井市広岡2340-1 |
位置 | 北緯34度45分26.8秒 東経137度56分45.2秒 / 北緯34.757444度 東経137.945889度座標: 北緯34度45分26.8秒 東経137度56分45.2秒 / 北緯34.757444度 東経137.945889度 |
山号 | 貫名山 |
宗派 | 日蓮宗 |
創建年 | 正慶元年(1332年) |
開山 | 日善 |
法人番号 | 6080405005853 |
歴史
編集正慶元年(1332年)8月14日に身延山久遠寺4世日善を開山に[1]、貫名重忠の邸宅跡に創建された[2]。貫名氏は日蓮の先祖で井伊氏の分家である[3]。
日蓮の父・貫名重忠の姓を山号にし、法号の妙日を寺号として、貫名山妙日寺とされた[2]。
文化財
編集町指定文化財
編集片葉の葦
編集遠州七不思議のひとつで、茎の片側だけにしか葉が茂らない葦である。口伝によると寿永年間に熊谷直実の馬が葦の片側の葉のみを食べ尽くして以来、片葉の葦が繁殖するようになったという[6]。
片葉の葦は全国にあり、本所七不思議のひとつの片葉の葦や越後七不思議の片葉の芦がある。地形や水流などの影響で、片葉になるという[7]。
参考資料
編集脚注
編集- ^ 「静岡県磐田郡誌 下巻」国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ a b 「静岡県磐田郡誌 下巻」国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 「大田南畝集 (有朋堂文庫)」国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 「指定文化財について」袋井市
- ^ 「袋井市史 通史編」国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 「静岡県磐田郡誌 下巻」国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 「片葉の葦(かたはのあし)とは?」コトバンク