女医(にょい)とは、律令制下で、中務省内薬司に属する女性の医師である。

概要

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主として、産科・外科・針灸などを担当した。 現代でいうところの助産婦看護師に近いものがある。

医疾令16条逸文「女医条」[1]によると、官戸の女子や婢から15歳以上25歳以下の、「性識慧了の者」(知性に秀でたもの)30人を取り、内薬司の側に別院を造って住まわせ、産科を始め、創腫、傷折、針灸の法を、経文に依拠して、諸博士が口述で教育し、毎月医博士が、年度末に内薬司が試験して、7年期限で修了させることになっていた。

脚注

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  1. ^ 政事要略』巻95「至要雑事」

参考文献

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  • 『続日本紀』2 新日本古典文学大系13 岩波書店、1990年

関連項目

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