奥野谷浜駅
日本の茨城県神栖市にある鹿島臨海鉄道の貨物駅
奥野谷浜駅(おくのやはまえき)は、茨城県神栖市東和田にある鹿島臨海鉄道鹿島臨港線の貨物駅である。
奥野谷浜駅 | |
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構内(2010年6月、各工場への専用線が分岐) | |
おくのやはま OKUNOYAHAMA | |
◄神栖 (9.1 km) | |
所在地 | 茨城県神栖市東和田 |
所属事業者 | 鹿島臨海鉄道 |
所属路線 | 鹿島臨港線 |
キロ程 | 19.2 km(鹿島サッカースタジアム起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1970年(昭和45年)7月21日 |
備考 | 貨物専用駅 |
歴史
編集駅概要
編集専用線発着コンテナ貨物・専用線発着車扱貨物の取扱駅となっている。
地上駅で、三菱ケミカル鹿島事業所、ENEOSマテリアル鹿島工場(旧・JSR鹿島工場)への専用線が分岐している。この分岐点の先の直進側で簡易な車止めが置かれており、そこが事実上の軌道終端となっている。
神栖 - 奥野谷浜間には、平日午前不定期にJSR向けのコンテナ列車が運行されている[1]。
かつては信越化学工業鹿島工場、鹿島石油鹿島製油所、武田薬品工業鹿島工場への専用線もあった。武田薬品工業専用線では、速星駅からタンク車で濃硝酸が輸送されていたが2008年3月限りで廃止された。信越化学工業専用線ではポリ塩化ビニルを、鹿島石油専用線では石油などを取り扱っていた。三菱化学専用線には液化酸化エチレンの荷役設備が設置され、塩浜駅へ液化酸化エチレンが発送されていたが2011年3月限りで廃止された[注釈 2]。その後も2020年まで積み下ろし施設が残っていたことが航空写真で確認されているが、遅くとも2022年頃までに解体されている
駅周辺
編集隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ 岩成政和「私鉄貨物列車 2018」『レイルマガジン』第418号、ネコ・パブリッシング、2018年7月。
- ^ "茨城事業所(概要)". 三菱ケミカル. 2021年3月15日閲覧。