奥美利河温泉

北海道今金町にある温泉

奥美利河温泉(おくぴりか おんせん)は、北海道瀬棚郡今金町にある温泉である。施設老朽化のため長期休業中。

奥美利河温泉
湯小屋
温泉情報
所在地

北海道瀬棚郡今金町字美利河352

奥美利河温泉の位置(北海道内)
奥美利河温泉
奥美利河温泉
奥美利河温泉の位置(北海道南部内)
奥美利河温泉
北海道地図
座標 北緯42度32分20.5秒 東経140度15分6.8秒 / 北緯42.539028度 東経140.251889度 / 42.539028; 140.251889座標: 北緯42度32分20.5秒 東経140度15分6.8秒 / 北緯42.539028度 東経140.251889度 / 42.539028; 140.251889
交通 道央自動車道国縫ICから約20km。
泉質 単純泉(弱アルカリ性低張性温泉)
泉温(摂氏 37.8℃
湧出量 200L/分(自然湧出)
pH 7.9
液性の分類 無色透明、無味・無臭
宿泊施設数 1
総収容人員数 26 人/日
特記事項 長期休業中
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露天風呂

泉質

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  • 単純温泉(弱アルカリ性低張性温泉)
    • 源泉温度 37.8℃、pH 7.9(弱アルカリ性)、湧出量 200L/min
    • 無色、ほとんど無味、無臭[1]

施設・周辺

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人里離れた山中の森林公園「美利河・二股自然休養林」にあり、温泉を管理している「奥美利河温泉山の家」は森林公園の管理も兼務している。

温泉施設は、ログハウス造りの更衣室と男女別の内風呂、それに混浴露天風呂がある。水着着用可で日焼け防止用の編み笠が常備してある。泉温37.8℃の源泉をそのまま加温せずに掛け流しており、ややぬるめ。

冬季は積雪通行止めのため、10月後半から5月頃まで休業する。

当地より山奥へは登山道が整備されており、徒歩で二股ラヂウム温泉へ抜けることも可能である。

当地には電話が通じておらず、携帯電話も圏外である。

歴史

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  • 1910年明治43年) - 花石で駅逓業務をしていた東条九郎太が金鉱探索の折に発見した。
  • 1919年大正8年) - 二代目の東条利夫が宿を開業、秘境の温泉として知られていた。
  • 1980年昭和55年) - 宿が閉館。
  • 1988年(昭和63年) - 今金町が現在の施設を新築し、再開業した。

かつて当温泉地は美利河温泉と呼ばれていたが、美利河温泉の開湯に伴い現在の名称となった。 同時に美利河温泉クアプラザピリカとともに今金町の第三セクターの経営となり、運営もクアプラザピリカが行っていた。

交通

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公共交通機関は無い。道央自動車道国縫ICから約20km。

脚注

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  1. ^ 泉質は館内掲示の温泉分析書(平成20年付)による
  2. ^ “ピリカスキー場存続”. 北海道新聞. (2014年7月26日) 
  3. ^ 奥美利河温泉 山の家 平成27年度休業のお知らせ

関連項目

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外部リンク

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