奥アンツーカ
奥アンツーカ株式会社(おくアンツーカ)は、日本の建設会社、スポーツ施設を専門に手がける。陸上競技場、サッカー場、野球場、庭球場など。
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒577-0012 大阪府東大阪市長田東3-2-7 |
設立 | 1928年(昭和3年) |
業種 | 建設業 |
法人番号 | 2122001014758 |
事業内容 | スポーツ舗装材の開発、スポーツ施設の設計・施工・管理・運営 |
代表者 | 代表取締役社長 奥洋彦 |
資本金 | 5500万円 |
外部リンク | 奥アンツーカ |
概要
編集1928年、運動場工事の専門会社「奥商会」として創業。創業者の奥庚子彦がフランスからアンツーカ土を紹介し国産化、1960年代には国産アンツーカで第3回アジア競技大会、1964年東京オリンピック走路、東南アジアに多くの競技場建設を手掛けたほか、スポーツ用西洋芝の導入普及に努めた。
その後、陸上競技場トラックのウレタン製舗装材をいち早く国産化、世界初のロングパイル人工芝であるフィールドターフを国内導入した(開発元はカナダのフィールドターフ・ターフケット社)。その他、運動施設や天然芝生の維持業務を行っている。
沿革
編集- 1928年 日本第一号のアンツーカ舗装テニスコートを建設。
- 1946年 第1回国民体育大会競技場をシンダーで建設。
- 1952年 明治神宮外苑陸上競技場を建設。
- 1957年 第3回アジア競技大会、国立競技場サブトラック、国立テニスコートを建設。
- 1958年 日本初の地中灌水設備を開発。
- 1960年 商号を「奥アンツーカ株式会社」に変更。
- 1962年 改良型アンツーカにて、国立競技場の1964年東京オリンピック競技場走路を建設。
- 1963年 スポーツ用天然芝の生産を開始。
- 1969年 純国産ウレタン製陸上競技場トラック舗装材を開発。
- 1972年 ウレタン製競馬場スロープ舗装材を開発。
- 1978年 テニスコート用のウレタン舗装材を開発。
- 1999年 トラック用ウレタン舗装材が、国際陸上競技連盟(IAAF)の認証を取得。
- 2000年 新世代のロングパイル人工芝「フィールドターフ」を導入。
- 2003年 新世代の衝撃吸収フェンスを導入。
- 2004年 表面遮熱コートを開発。
- 2005年 指定管理者制度により「広島県総合グラウンド」などの施設運営業務を開始。
- 2006年 リサイクルによる「高速トラック」工法の開発。
- 2007年 「世界陸上2007」開催の長居スタジアムがIAAFクラス1に認定。
主な施工実績
編集- 長居陸上競技場(ヤンマースタジアム長居)
- 東京ドーム
- 横浜スタジアム
- 福岡PayPayドーム
- 長居球技場(ヨドコウ桜スタジアム)
- 大分スポーツ公園総合競技場(昭和電工ドーム大分)
所属選手
編集関連項目
編集外部リンク
編集