奇美実業
奇美実業（中国語: 奇美實業股份有限公司、英文社名：CHIMEI Corporation）は、台湾の化学工業を中心とする企業グループ及びその中心企業。分野は合成樹脂・繊維・バイオテクノロジー・石油化学・電子部品・食品と多岐に渡る。本社は台南市仁徳区にある。日本語では「チーメイ」と表記されることもある。
| 種類 | コングロマリット |
|---|---|
| 市場情報 | 台湾証券取引所：1763 |
| 略称 | 奇美、CHIMEI |
| 本社所在地 |
 台湾717-02 台南市仁徳区 中正路一段398号 |
| 設立 | 1960年1月11日 |
| 業種 | 化学、バイオ |
| 事業内容 | 合成樹脂・バイオテクノロジー・繊維・石油化学・電子部品・食品 |
| 代表者 |
創業者：許文龍 董事長：許春華 総経理：趙令瑜 |
| 売上高 | 1172億NTD（2020年） |
| 従業員数 | 3,300人 |
| 外部リンク | http://www.chimeicorp.com |
| 奇美實業 | |
|---|---|
| 各種表記 | |
| 繁体字： | 奇美實業 |
| 簡体字： | 奇美实业 |
| 拼音： | Qíměi Shíyè |
| 発音： | チーメイ |
| 英文： | CHIMEI Corporation |
沿革
編集奇美実業は1960年に許文龍によって「奇美實業廠」として設立された。ポリスチレン樹脂の需要拡大に伴い、三菱油化と提携し生産を開始。アクリル樹脂の生産で台湾最大となり、1992年に奇美実業と改名、グループ企業として多角化・発展した。1997年には子会社として奇美電子を設立、世界有数の液晶パネル製造会社となった（2010年に群創光電と合併、奇美グループから実質離脱[1]）。2001年には日本IBMとの合弁でインターナショナルディスプレイテクノロジー株式会社を設立。