太田市運動公園
太田市運動公園(おおたしうんどうこうえん)は、群馬県太田市にある太田市立の都市公園(運動公園)である[3]。施設は太田市が所有し、運営管理も太田市が行っている。
太田市運動公園 | |
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分類 | 都市公園(運動公園) |
所在地 | |
座標 | 北緯36度16分31.109秒 東経139度23分44.12秒 / 北緯36.27530806度 東経139.3955889度座標: 北緯36度16分31.109秒 東経139度23分44.12秒 / 北緯36.27530806度 東経139.3955889度 |
運営者 | 太田市 |
設備・遊具 | #施設を参照。 |
アクセス | #アクセスを参照。 |
施設
編集陸上競技場
編集1974年3月に完成。走路は8レーンの日本陸上競技連盟第3種公認競技場。照明設備は簡素なもので照度が低く、ナイターの公式戦開催は不可能。ジャパンラグビートップリーグに所属するパナソニック ワイルドナイツの主催試合が例年開催されている。また、1992年のJリーグカップ公式戦(東日本JR古河(現:ジェフユナイテッド市原・千葉)×鹿島アントラーズ)の開催実績を有する。 2022年からは高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグに所属する桐生第一高校のホームスタジアムとして使用されている。
- 収容人数:20,000人(メインスタンド:5,000人、バックスタンド:15,000人)
野球場
編集太田市運動公園野球場 | |
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施設データ | |
開場 | 1979年 |
所有者 | 太田市 |
管理・運用者 | 太田市 |
グラウンド | 内外野:透水性砂入り人工芝 |
照明 | 照明塔:6基 |
収容人員 | |
10,000人 | |
グラウンドデータ | |
球場規模 |
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1979年開場。以来、アマチュア野球公式戦が行われているが、硬式野球においては専ら社会人野球で使用されており、高校野球が行われることはほとんどない。また、市内に活動拠点を置くSUBARU硬式野球部の練習グラウンドとしても使用されている。2002年に改修され、群馬県内の野球場として初の全面人工芝となった。老朽化に伴い、全面的な改修工事が実施された[4]。
2008年にベースボール・チャレンジ・リーグに加盟した群馬ダイヤモンドペガサスが、2014年まで公式戦の一部を開催した。チームは2014年に高崎市城南野球場を本拠地と定め、翌2015年から2017年までは太田での公式戦開催がなくなったが、前記の改修工事が完成した2018年8月5日に4年ぶりに試合が開催された[5]。
サッカー・ラグビー場
編集1976年に完成したサッカー・ラグビー専用スタジアム。両毛広域都市圏に属する市町村の住民は太田市民と同等の条件で利用可能。
- ピッチ - 人工芝
- 収容人数 - 800人
サブグラウンド
編集軟式野球場として1面、少年野球場またはソフトボール場として2面の使用が可能。サッカー場や陸上競技場としても使用される。フィールドは野球使用時の内野がクレーで、外野部分は天然芝。
- フィールド - クレー(内野)、天然芝(外野)
- 収容人数 - 2,000人(全席芝生席)
- 得点板(野球用) - 2台
- 照明設備
- ボールカウント表示装置
市民体育館
編集太田市運動公園市民体育館 | |
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施設情報 | |
収容人数 | 1,132人(2階観客席) |
竣工 | 1981年 |
- アリーナ
- バレーボール4面、バスケットボール3面 、バドミントン12面
- 観覧席1,132席
- 一階ロールバック855人収容
- 主な大会・イベント
- B.LEAGUE・群馬クレインサンダーズがホームゲームで使用している[2]。
- V.LEAGUEの公式戦も開かれている。
- 2013年8月10日に太田市出身のプロボクサー天笠尚の試合が行われた。
その他
編集- 弓道場
- 武道館
- 児童用遊具設備
太田市総合体育館
編集太田市総合体育館(オープンハウスアリーナ太田)(OPEN HOUSE ARENA OTA) | |
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施設情報 | |
愛称 | オプアリ |
正式名称 | 太田市総合体育館 |
用途 |
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旧用途 | 太田市運動公園サブグラウンド |
収容人数 | 5,000人 |
設計者 | 株式会社梓設計[7] |
施工 | 関東建設工業株式会社[7] |
建築主 | 太田市[7] |
事業主体 | 太田市 |
管理運営 | 株式会社群馬シティマネジメント[8] |
構造形式 | |
建築面積 | 7,327.25 m2[9] |
延床面積 | 11,160.09 m2[9] |
階数 | 地上3階建 |
竣工 | 2023年4月6日 |
総工費 | 8,250,000千円(総事業費) |
所在地 |
〒373-0817 群馬県太田市飯塚町1059-1 |
太田市総合体育館(おおたしそうごうたいいくかん)は太田市運動公園内に建設された総合体育施設。
命名権導入により、2023年4月1日より「オープンハウスアリーナ太田(オープンハウス・アリーナ・オオタ、英語: OPEN HOUSE ARENA OTA)」の名称が使用されている(詳細後述)。
概要
編集B.LEAGUE・群馬クレインサンダーズのホームアリーナとしての使用を中心に、市民のスポーツ練習場やマルシェや音楽イベントなどの開催を想定している。
太田市運動公園で新体育館の建設が計画され、2021年7月に着工を開始。群馬クレインサンダーズを誘致した太田市が本建設事業の主体となり、オーナーのオープンハウスは太田市の地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)を活用して総工費の一部を負担する。[10]。現体育館に隣接するサブグラウンドに建設され、総工費は78億5千万円となる[10]。建設中の2022年12月には管理・運営を行う「指定管理者」が、群馬クレインサンダーズの運営会社である「群馬プロバスケットボールコミッション」の子会社にあたる「株式会社群馬シティマネジメント」に決定した。管理指定期間は2023年4月1日から2028年3月31日までの5年間[8]。
2023年4月6日に完成し[11]、2023年4月15日に予定より一週間早く杮落としとして、群馬クレインサンダーズ対宇都宮ブレックス戦が行われ、地元群馬が宇都宮を下して勝利した[12]。
施設
編集収容人数は5,000人。センタービジョンは縦4.25メートル、横7.5メートルのメインビジョンを中心に14面設置され、その全てが独立して上下に可動することができ、このタイプのビジョンは日本初となる[13]。総面積は6100インチと国内屋内アリーナ最大のビジョンとなる。また、エルアコースティック社製のサウンドシステムが導入され、天井には50機のスピーカーと24機のサブウーハーが設置されており、日本トップクラスの音響設備を備える[13]。
2022年度に経済産業省及びスポーツ庁が進める「多様な世代が集う交流拠点としてのスタジアム・アリーナ」に選定された[14]ほか、2024年度にはグッドデザイン賞を受賞している[15]。
施設命名権
編集命名権による呼称 | 契約企業 | 契約料年額(万円) | 契約期間 |
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OPEN HOUSE ARENA OTA | 株式会社オープンハウス・ディベロップメント | 1,000(税別) | 2023年4月1日-2026年3月31日 |
オープンハウスアリーナ太田
編集建設中だった2022年12月13日、ネーミングライツスポンサーがオープンハウスグループの中核企業であるオープンハウス・ディベロップメントに決定し、愛称を「OPEN HOUSE ARENA OTA'(オープンハウス・アリーナ・オオタ)」とすることが発表された。略称は「オプアリ」。契約期間は2023年4月1日-2026年3月31日の3年間で契約料は年額1000万円(消費税及び地方消費税を除く)[16]。
アクセス
編集出典
編集- ^ a b c “太田市運動公園陸上競技場”. トップリーグ. 2013年10月4日閲覧。
- ^ a b c d “会場案内”. 群馬クレインサンダーズ. 2013年7月24日閲覧。
- ^ 都市公園一覧
- ^ “臨場感と曲線美演出 太田市野球場の改修概要”. 産経新聞. (2016年2月25日) 2018年1月29日閲覧。
- ^ BCリーグ2018後期日程 - ベースボール・チャレンジ・リーグ(2018年9月29日閲覧)
- ^ 両毛広域都市圏総合整備推進協議会. “体育館の概要”. 2013年7月24日閲覧。
- ^ a b c “概要” (PDF). www.city.ota.gunma.jp. 2025年2月21日閲覧。
- ^ a b “太田市総合体育館の指定管理者決定について”. www.city.ota.gunma.jp (2022年12月28日). 2025年2月21日閲覧。
- ^ a b “(仮称)太田市運動公園市民体育館建物概要 - Home town Ota - 太田市ホームページ(スポーツ施設管理課)”. www.city.ota.gunma.jp. 2023年4月18日閲覧。
- ^ a b “サンダーズ新本拠地 オープンハウスのふるさと納税活用 太田に新体育館 | 上毛新聞社のニュースサイト”. www.jomo-news.co.jp (2021年5月14日). 2021年5月14日閲覧。
- ^ “太田市総合体育館が4月6日に完成しました! - Home town Ota - 太田市ホームページ(スポーツ施設管理課)”. www.city.ota.gunma.jp. 2023年4月18日閲覧。
- ^ “ビジョン、音響、選手との近さ「ライブ会場みたい」 群馬・オープンハウスアリーナ太田 | 上毛新聞社のニュースサイト”. www.jomo-news.co.jp (2023年4月16日). 2023年4月18日閲覧。
- ^ a b “【Bリーグ】群馬クレインサンダーズ新本拠地オープンハウスアリーナ太田の実力は日本のバスケを変えるか 前編”. SPREAD (2023年4月17日). 2023年4月18日閲覧。
- ^ “令和4年度「多様な世代が集う交流拠点としてのスタジアム・アリーナ」の選定結果及び表彰式開催”. スポーツ庁. 2025年2月21日閲覧。
- ^ “「オープンハウスアリーナ太田」2024年度グッドデザイン賞を受賞!”. GUNMA CRANE THUNDERS (2024年10月16日). 2024年10月17日閲覧。
- ^ “太田市総合体育館のネーミングライツスポンサー決定について”. 太田市. 2025年2月21日閲覧。
- ^ a b “太田市運動公園市民体育館”. Vリーグ. 2013年10月4日閲覧。