夢幻 (水樹奈々の曲)
(天空のカナリアから転送)
「夢幻」(むげん)は、水樹奈々の楽曲。彼女の20枚目のシングルとして2009年10月28日にキングレコードから発売された。
「夢幻」 | |||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水樹奈々 の シングル | |||||||||||||||||||
初出アルバム『IMPACT EXCITER』 | |||||||||||||||||||
A面 |
夢幻 天空のカナリア Dear Dream STORIES | ||||||||||||||||||
リリース | |||||||||||||||||||
規格 | マキシシングル | ||||||||||||||||||
録音 |
| ||||||||||||||||||
ジャンル | J-POP(アニメソング) | ||||||||||||||||||
時間 | |||||||||||||||||||
レーベル | キングレコード(KICM-1294) | ||||||||||||||||||
作詞・作曲 |
水樹奈々(作詞) 上松範康(作曲) | ||||||||||||||||||
プロデュース | 三嶋章夫 | ||||||||||||||||||
チャート最高順位 | |||||||||||||||||||
水樹奈々 シングル 年表 | |||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||
|
概要
編集水樹奈々のシングル作品としては、3作目となる日本語タイトル。また、前作「深愛」に続いての漢字のみのタイトル。シングルのタイトルにちなみ、収録曲全ての歌詞あるいはタイトルに「ムゲン」と読む単語(「夢幻」あるいは「無限」)が入っている。
「STARCAMP EP」以来、2作目の4曲All A-sideシングル。初回製造盤は"特製ネイビーケース仕様"となり、2009年12月4日、5日に新宿ミラノ1で開催された発売記念イベント『LIVE DIAMOND×FEVER 先行オールナイト上映会』の参加抽選シリアルナンバーカードが封入されている。収録曲4曲全てにタイアップが付いている。
2009年11月1日に放送されたNHK総合『MUSIC JAPAN』で「夢幻」をテレビ初披露した。なお、これは2009年10月にNHKホールにてライブ収録されたものである。
2009年11月9日付オリコンウィークリーチャートにて3位を[2][3]、デイリーでも最高2位を獲得した[4]。同チャートでのトップ10入りは9作連続、通算10作目となった[2][3]。
収録曲
編集- 夢幻 [4:22]
- 天空のカナリア [4:02]
- 作詞:Hibiki、作曲・編曲:加藤裕介
- OVA『テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION テセアラ編』オープニングテーマ
- タイアップの『テイルズ オブ シンフォニア』と、水樹が同作品で演じているコレット・ブルーネルのイメージで書き下ろされた[7]。楽曲の制作を依頼するにあたり、水樹自身が作詞家や作曲家に対し、『テイルズ オブ シンフォニア』やコレットに対する熱い想いや、楽曲のイメージを伝えたという[8]。
- タイトルは、前述のコレットが劇中で対峙する事となる過酷な運命とリンクするよう決められ、タイトルの中に登場する『カナリア』は、『歌を忘れたカナリヤ』からのインスピレーションを受けている[7]。ファンタジックな曲調に合わせ、ティンパニなど、これまで水樹の曲では使用していなかったような楽器を多用している[7]。
- Dear Dream [4:04]
- STORIES [4:14]
- 作詞:神田怜鴎・斉田和典、作曲:サイトウヨシヒロ、編曲:古川貴浩
- 日本テレビ系列『第27回 杜の都 全日本大学女子駅伝』イメージソング
- 新規に書き下ろされた約60曲の候補曲の中から選ばれた[10][11]。
- 『杜の都 全日本大学女子駅伝』とのタイアップにあたり、同大会の過去3回の大会の記録映像を見て、走る女のイメージを作り上げたという[12]。『杜の都 全日本大学女子駅伝』とのタイアップは日本テレビからのオファーで実現されたものであり[10]、楽曲の選定作業には日本テレビのスタッフも関与している[11]。
- 水樹自身は、「スポーツの秋の爽やかな空気を感じられる、透明感のある曲」と表現しており[11]、「出場するランナーの背中を押せるようなイメージで歌った」と語っている[12]。
演奏参加
編集収録作品
編集曲名 | 収録作品名 | 作品種類 | 発売日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
夢幻 | IMPACT EXCITER | オリジナルアルバム | 2010年7月7日 | 8thオリジナルアルバム |
THE MUSEUM II | ベストアルバム | 2011年11月23日 | 2ndベストアルバム | |
NANA CLIPS 5 | DVD | 2010年10月27日 | 5thPV集 | |
NANA MIZUKI LIVE GAMES×ACADEMY | 2010年12月22日 | 9thライブ・ビデオ | ||
NANA MIZUKI LIVE CASTLE×JOURNEY -QUEEN- | 2012年5月2日 | 11thライブ・ビデオ | ||
天空のカナリア | NANA MIZUKI LIVE GRACE -ORCHESTRA- | 2011年10月5日 | 10thライブ・ビデオ | |
NANA MIZUKI LIVE GRACE -OPUS II-×UNION | 2013年5月1日 | 12thライブ・ビデオ | ||
NANA CLIPS 5 | 2010年10月27日 | 5thPV集-テイルズ オブ フェスティバル 2010@パシフィコ横浜国立大ホール より | ||
Dear Dream | NANA MIZUKI LIVE GAMES×ACADEMY | 2010年12月22日 | 9thライブ・ビデオ | |
NANA MIZUKI LIVE CIRCUS×CIRCUS+×WINTER FESTA | 2014年5月28日 | 13thライブ・ビデオ | ||
STORIES | ||||
NANA MIZUKI LIVE CASTLE×JOURNEY -KING- | 2012年5月2日 | 11thライブ・ビデオ |
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ nanaparty(水樹奈々) (2009年9月28日). “真夜中のTDスタジオにて☆”. 水樹奈々 公式ブログ. 2009年10月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年11月3日閲覧。
- ^ a b c 立山夏行 (2009年11月3日). “水樹奈々:20枚目のシングル「夢幻」がオリコン3位に 9枚連続のトップ10入り”. まんたんウェブ. 毎日新聞. 2009年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年11月3日閲覧。
- ^ a b c The Natsu Style (2009年11月03日 08:18). “その他、09/11/09付オリコン週間シングルチャートを詳細分析!”. The Natsu Style. 2009年11月3日閲覧。
- ^ The Natsu Style (2009年11月02日 01:05). “09/10/31(土)付デイリーチャート速報:水樹奈々がデイリー2位へ上昇、トップ3で唯一売上回復”. The Natsu Style. 2009年11月3日閲覧。
- ^ a b c d 文化放送『水樹奈々 スマイルギャング』第391回放送より(2009年9月27日放送分)。
- ^ 文化放送『リッスン? 〜Live 4 Life〜』2009年10月20日放送分より。
- ^ a b c 文化放送『水樹奈々 スマイルギャング』第393回放送(2009年10月11日放送分)より。
- ^ a b c d TOKYO-FM『水樹奈々のMの世界』2009年10月23日放送分より。
- ^ bayfm『ON8』2009年10月29日放送分より。
- ^ a b “水樹奈々が女子大生ランナー応援ソング”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2009年10月10日) 2009年10月11日閲覧。
- ^ a b c 文化放送『水樹奈々 スマイルギャング』第394回放送(2009年10月18日放送分)より。
- ^ a b “声優水樹奈々が全日本大学女子駅伝ソング”. nikkansports.com (日刊スポーツ). (2009年10月10日) 2009年10月11日閲覧。