天祖神社 (豊島区南大塚)
豊島区南大塚にある神社
天祖神社(てんそじんじゃ)は、東京都豊島区南大塚にある神社。地名を冠して大塚天祖神社(おおつかてんそじんじゃ)とも。
天祖神社 | |
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鳥居と拝殿 | |
所在地 | 東京都豊島区南大塚3-49-1 |
位置 | 北緯35度43分49.9秒 東経139度43分39.7秒 / 北緯35.730528度 東経139.727694度座標: 北緯35度43分49.9秒 東経139度43分39.7秒 / 北緯35.730528度 東経139.727694度 |
主祭神 | 天照皇大御神 |
創建 | 元亨年間(1321年-1324年) |
別名 | 大塚天祖神社 |
歴史
編集元亨年間(1321年-1324年)に創建された。領主の豊島景村が巣鴨村の鎮守として、伊勢神宮より分霊を勧請して創建した[1]。
現在の祭神は天照皇大御神のみであるが、かつては神仏習合の影響で十羅刹女も祀っていた。明治初期の神仏分離により、十羅刹女は祭神から排除され、現在は東福寺の「十羅刹女堂」に祀られている。土地の古老は「十羅刹様が隠居して、天祖様が氏神になられた」と評していた[2]。
摂末社
編集- 稲荷社
- 熊野社
- 榛名社
- 菅原社
- 三峯社
交通アクセス
編集- 大塚駅より徒歩3分。
脚注
編集参考文献
編集- 伊藤栄洪、堀切康司 著『豊島区史跡散歩(東京史跡ガイド16)』学生社、1994年
関連文献
編集- 斎藤長秋 編「巻之四 天権之部 十羅刹女堂」『江戸名所図会』 3巻、有朋堂書店〈有朋堂文庫〉、1927年、31-33頁。NDLJP:1174157/20。