天乃屋
日本の菓子メーカー
株式会社天乃屋(あまのや、英: AMANOYA Co., Ltd.)は、東京都武蔵村山市に本社を置く製菓会社。歌舞伎揚で知られる。
本社(左)と工場直売店 | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒208-0023 東京都武蔵村山市伊奈平2丁目17番地2 北緯35度44分28.8秒 東経139度22分54.8秒 / 北緯35.741333度 東経139.381889度座標: 北緯35度44分28.8秒 東経139度22分54.8秒 / 北緯35.741333度 東経139.381889度 |
設立 | 1953年(昭和28年)7月30日 |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 2012801002709 |
事業内容 | 菓子の製造販売 |
代表者 | 代表取締役社長 大砂信行 |
資本金 | 9126万円 |
従業員数 | 420名 |
決算期 | 8月 |
外部リンク | http://www.e-amanoya.co.jp/ |
沿革
編集- 1951年08月 - 創業者の齊藤龍雄が東京都新宿区にて甘納豆の卸売を始める。
- 1953年07月 - 東京都世田谷区に有限会社天乃屋設立。
- 1960年09月 - 歌舞伎揚を開発。
- 1969年11月 - 東京都武蔵村山市に東京工場開設。株式会社天乃屋に社名変更。
- 1972年10月 - 岩手県水沢市(現・奥州市)に岩手工場開設(のちに移転)。
- 1976年11月 - 福島県矢吹町に福島工場開設。
- 1996年09月 - 本社を武蔵村山市に移転。
- 2007年03月 - 栃木県那須町に釜飯レストラン「瑞夢庵」開店。
- 2015年10月 - 釜飯レストラン「瑞夢庵」の2階レストラン部分を閉店。
- 2020年02月 - 福島県矢吹町に旧来の福島工場を移転し、矢吹工場として稼働[1]。昭和51年(1976年)に操業を開始した福島工場から約2.5キロメートルと至近。従業員の通勤を最優先した。投資金額は68億円。敷地面積4万9,775平方メートル(約1万5千坪)、延べ床面積1万3,794平方メートル(1部2階建て、4,180坪)で、福島工場の2倍近い規模になる。
商品
編集- 歌舞伎揚(かぶきあげ)
- 1960年に発売開始した[2]、同社の看板商品。古くから親しまれてきた「煎餅」と古くから親しまれてきた芝居「歌舞伎」の両方の伝統文化を伝えようと、せんべいの包装袋に歌舞伎の舞台で使用されている定式幕(緞帳、萌葱・柿・黒の三色で構成されている一番代表的な幕)の模様を取入れ、歌舞伎揚と命名。
- 歌舞伎揚の表面には12種類の家紋デザインがランダムにあしらわれ、形は四角と丸の2種類が存在する。
- 歌舞伎揚の売り上げの大半は東日本地域が占めているが、最近では大手小売チェーンのPBを中心に西日本にも展開している。
- 2023年、WBCのために訪れたMLB公式のクレア記者が歌舞伎揚を絶賛したことがニュースとなった[3][4]。
- 女優の芦田愛菜が子役時代に共演者から好きな食べ物を聞かれて「きゅうりと都こんぶと歌舞伎揚」と歌舞伎揚を好きな食べ物に挙げていた。
- 瑞夢(ずいむ)
- 米を細かく丁寧に砕き、独自の製法で花開かせた口当たりのよい揚げせんべい。
- えび味としょうゆ味の2種類がある。
事業所
編集脚注
編集- ^ “生産の「新拠点」建設へGO! 新工場着工に向け矢吹町と協定締結 天乃屋”. 大正15年創刊の全国紙「菓子食品新聞」 (2018年6月4日). 2022年6月20日閲覧。
- ^ 男の浪漫伝説 Vol.96 ドリームメール
- ^ “「ビールにぴったりだ」 WBC取材の米記者がおなじみのお菓子を絶賛も…日本人は心配「ヤバい。戻れなくなるよ」”. ENCOUNT. 2023年3月15日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/michaelsclair/status/1635616378869911552”. Twitter. 2023年3月15日閲覧。