大龍寺 (多治見市)
大龍寺(だいりゅうじ)は、岐阜県多治見市廿原町にある曹洞宗の寺院。山号は神明山。
大龍寺 | |
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所在地 | 岐阜県多治見市廿原町225-1 |
位置 | 北緯35度19分20.3秒 東経137度4分23秒 / 北緯35.322306度 東経137.07306度座標: 北緯35度19分20.3秒 東経137度4分23秒 / 北緯35.322306度 東経137.07306度 |
山号 | 神明山 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 聖観音菩薩 |
開山 | 惟白 |
開基 | 永教 |
中興年 | 明和元年(1764年) |
別称 | 大龍禅寺 |
法人番号 | 4200005008337 |
歴史
編集寺伝によると、永禄2年(1559年)、永教によって開基されたが、その後の寺歴は不詳という。
それから164年経過した明和元年(1764年)8月、光音寺の惟白を勧請開山としている[1]。
本尊の聖観音菩薩像は、宝暦年間(1751~1764年)に名古屋松坂屋当主の伊藤次郎左衛門[要曖昧さ回避]が寄進したと言われている。
境内の大杉について「大龍寺境内に古木三本杉がある。今では根本を一にして、九尺廻り以上のもの三本が隠然としてそびえている。その経し年代こそ知る由もないが、変遷幾百年間郷土を守りつゞけたことであろう。[2]」と記されている。
その大杉の根元に、やさしい顔をした丸彫りの地蔵尊が立っている。年代は読み取れないが、昔は墓地にあったものと伝えられている。
脚注
編集注釈
編集出典
編集参考文献
編集- 『多治見市史 通史編 上』 第三編 近世 第七章 宗教と寺社 第三節 寺院 p756~p757 多治見市 1980年