大館八幡神社
秋田県大館市にある八幡神社
大館八幡神社(おおだてはちまんじんじゃ)は、秋田県大館市にある八幡神社。本殿は正八幡宮と若宮八幡宮の2社あり、どちらも国の重要文化財に指定されている。
大館八幡神社 | |
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拝殿 | |
所在地 | 秋田県大館市字八幡1 |
位置 | 北緯40度16分26.7秒 東経140度34分18.7秒 / 北緯40.274083度 東経140.571861度座標: 北緯40度16分26.7秒 東経140度34分18.7秒 / 北緯40.274083度 東経140.571861度 |
主祭神 | 誉田別命(応神天皇)・息長足姫命 |
創建 | 慶長15年(1610年) |
本殿の様式 |
正八幡宮:一間社流造 若宮八幡宮一間社流造 |
例祭 | 7月15日 |
主な神事 | 節分祭 |
地図 |
由緒
編集関ヶ原の戦いのあと、常陸国より佐竹氏が秋田に転封の際に、随伴した小場義成(佐竹西家)が慶長15年(1610年)に久保田藩 大館城の初代城代となり、入城の際に同時に佐竹氏の守護神である常陸国(現・常陸太田市)の若宮八幡宮の神霊を奉持し、大館城の守護神として城中に祀ったのが始まりである[1]。
万治元年(1658年)に2代目城代小場義易は、神殿を城中から城の東(現在地)へ遷座させ、貞享4年(1687年)には4代目城代佐竹義武がさらに若宮八幡宮を造立し、八幡2社とした。この2社は造立以来大館城中の守護神および内町16町の総鎮守として崇敬をあつめる[1]。社殿は左に建つのが正八幡宮(石清水八幡宮)で、右に建つのが若宮八幡宮(鶴岡八幡宮)である[2][3]。
この社殿は戊辰戦争(大館城攻城戦)のおりの戦火からも免れて現存し、秋田県内では17世紀から現存する数少ない社殿であり[3]、昭和43年(1968年)に秋田県の有形文化財に、平成2年(1990年)3月19日に国の重要文化財に指定されている[1][2]。
祭神
編集アクセス
編集脚注
編集関連項目
編集- 遍照院 - 同時期に常陸国から随伴した近隣の寺院。