大雲寺 (関市下迫間)

岐阜県関市下迫間にある仏教寺院

大雲寺(だいうんじ)は岐阜県関市下迫間にある聖観世音菩薩を本尊とする臨済宗妙心寺派の寺院で、山号は白華山。中濃八十八ヶ所霊場85番札所である。関藩主大島氏ゆかりの寺である。なお、関市伊勢町にも大島氏ゆかりの同名寺院、妙興山大雲寺がある。

大雲寺
所在地 岐阜県関市迫間1184
位置 北緯35度26分29.4秒 東経136度56分15.9秒 / 北緯35.441500度 東経136.937750度 / 35.441500; 136.937750座標: 北緯35度26分29.4秒 東経136度56分15.9秒 / 北緯35.441500度 東経136.937750度 / 35.441500; 136.937750
山号 白華山
宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 聖観世音菩薩
創建年 天正年間
開山 寿岳宗彭
開基 大嶋雲八光義
札所等 中濃八十八ヶ所霊場85番 
法人番号 6200005007551 ウィキデータを編集
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天正年間に関の領主大島光義が寿岳宗彭を招いて建立したと伝わる[1]。その後、四家に分かれた大島氏のうち迫間を領した大島光俊の一族が一族の菩提寺としたため、そのゆかりの品が残されている。境内にはかつて迫間山麓にあった大善寺で祀られていた聖観世音菩薩と阿弥陀如来を収める観音堂がある。

7月中旬に除雷に験があるいう十六善神を祀る十六善神祭が開かれ、信仰を集めている[2]

脚注

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  1. ^ 関市編 『新編関市史 通史編 近世・近代・現代』p.453 平成11年
  2. ^ 関市編 『新編関市史 通史編 近世・近代・現代』p.453 平成11年

参考文献

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  • 関市編 『新編関市史 通史編 近世・近代・現代』p.453 平成11年2月

関連サイト

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公式サイト