大野日吉神社
石川県金沢市にある神社
大野日吉神社(おおのひよしじんじゃ)は、石川県金沢市大野町5丁目81番地にある神社。祭神は、大山咋神と大物主神。創建は天平5年(733年)と伝える。
大野日吉神社 | |
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所在地 | 石川県金沢市大野町5丁目81番地 |
位置 | 北緯36度36分46.54秒 東経136度36分6.13秒 / 北緯36.6129278度 東経136.6017028度座標: 北緯36度36分46.54秒 東経136度36分6.13秒 / 北緯36.6129278度 東経136.6017028度 |
主祭神 | 大山咋神・大物主神 |
社格等 | 旧郷社 |
創建 | (伝)天平5年(733年) |
例祭 | 7月24日 |
地図 |
概要
編集金沢港に近く、醤油の製造で有名な大野町に鎮座する。 社殿が高台に位置するため、参道はかなり傾斜の急な坂道になっている。 背後には、大野やすらぎの森が存在する。
『村社日吉神社御由緒調査書』によると、近江国の日枝山から大山咋神を勧請したのが当社の創建である。創建については、この説の他にも数説が存在する。
近隣の、大野湊神社とは深い関係があるとされる。
歴史
編集創建当初の祭神は大山咋神のみであったが、貞観2年(860年)に大物主神を勧請して合祀。
保元年間(1146年~1148年)には非常な繁栄を誇った。 しかしその後、木曾義仲の軍勢や、賊徒の手によって、二度社殿が焼失。 次第に威勢を失う。
だが一転して、江戸時代には加賀藩の藩主、前田家によって篤い崇敬を受ける。 歴代藩主が当社に数度参詣。また、宝物の奉納や祈祷も行った。 氏子の崇敬も篤く、創建から1000年、1050年、1100年を記念した3度の祭典が行われた。
文化財
編集- 金沢市指定無形民俗文化財
- 山王悪魔祓
交通
編集- 北陸鉄道バス 大野バス停下車。徒歩5分。
関連項目
編集参考文献
編集- 『石川県神社誌』石川県神社庁編集(石川県神社庁発行、昭和51年)
- 『金沢市大野町史』大野町史編集委員会(同編集委員会発行、昭和51年)