大谷ダム (熊本県)
大谷ダム(おおたにダム)は、熊本県阿蘇郡高森町、一級河川・大野川本流上流部[2](通称大谷川)に建設されたダムである。大分県竹田市との県境付近に存在する。
大谷ダム | |
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所在地 | 熊本県阿蘇郡高森町大字野尻 |
位置 | |
河川 | 大野川水系大野川 |
ダム諸元 | |
ダム型式 | 重力式コンクリートダム |
堤高 | 26.1 m |
堤頂長 | 98.6 m |
堤体積 | 37,000 m3 |
流域面積 | 53.4 km2 |
湛水面積 | 18.0 ha |
総貯水容量 | 2,021,000 m3 |
有効貯水容量 | 1,500,000 m3 |
利用目的 | かんがい |
事業主体 | 荻柏原土地改良区 |
施工業者 | 溝口組 |
着手年 / 竣工年 | 1934年 / 1940年 |
出典 | [1] [2] [1] |
概要
編集戦前に建設された大規模農業用ダムのひとつ。火山灰の地層で覆われ、水利に乏しかった大分県竹田市荻町に水を引くために建設された。構造は外部コンクリートブロック積、粗石モルタル積、頂部純コンクリート巻立であり、土木学会の「日本の近代土木遺産-現存する重要な土木構造物2000選」にも選定されている。
歴史
編集脚注
編集- ^ 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成(1976年度撮影)
- ^ 国土交通省九州地方整備局【大野川】の概要2022年6月30日閲覧