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大説
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大説
国際、政治、経済、社会問題について議論する類の文章。考古学者の
吉村作治
は「大説とは国家や社会のことを、ひとくくりで評価、評論することで、個々の事情や個人の感情を勘案せずに高い位置から言うものなので、当たらず、さわらずの生ぬるい、生活観のない文章」と定義している。
[
1
]
これに対し日常の出来事に関する意見・主張(村里の多少の知恵者=閭里小知者)、巷の噂話(街談巷語)、または虚構・空想の話(芻蕘狂夫之議)を書いた書物は
小説
と呼ばれる。
[
2
]
日本の推理作家である
清涼院流水
は、「従来のジャンルにおさまりきらない物語」という意味合いで使っており、「小説家」ならぬ「大説家」を自称している。
脚注
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[
脚注の使い方
]
^
吉村「大説ではなく小説を『教授のお仕事』 (吉村作治 著)」本の話、2012.02.20、2025年1月19日閲覧
^
班固
『
漢書
』芸文志に基づく定義である。「芻蕘狂夫之議」は「木こりや草刈りの合間に語られたホラ話」の意味で、後世では『三国志』にちなんだ虚構が多かったため「柴堆三国」ともいう。加来耕三『異説柴堆三国志 孔明の野望』二見waiwai文庫参照。
花田清輝
は『随筆三国志』で「芻蕘狂夫之議」を「愚かな人々の創作話」と考えている。
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