大西泰世
来歴
編集兵庫県姫路市出身。兵庫県立姫路工業高等学校デザイン科卒業。26歳より川柳を始める。1983年、第1句集『椿事』を発表する。1985年、姫路市でスナックを開業(のちに赤穂市に移転)。そのかたわらカルチャースクールや関西学院大学、兵庫県立大学などで講師を務める[1]。
大西の川柳は詩的要素が強く、俳句でいう季語に相当する語を取り入れることも多い。『現代の俳句』(平井照敏編)や『現代俳句ニューウェイブ』など、俳人と同列の扱いで収められているアンソロジーもあり、現代俳句協会の現代俳句データベースにも収録されている[2]など、俳句と川柳のボーダーラインに立つ作家とみなされている。第三句集『こいびとになってくださいますか』で、第1回中新田俳句大賞を受賞。本人はあくまで川柳の名にこだわり、「やはり私の句は「川柳」として読んでいただきたいのだ。」と語っている[3]。
著書
編集出演番組
編集- かんさい土曜ほっとタイム(NHKラジオ)
- テレビ de ぼやき川柳(NHK大阪)
- 関西発ラジオ深夜便(NHKラジオ)