大蔵海岸
日本の兵庫県明石市にある海浜公園
大蔵海岸(おおくらかいがん)は兵庫県明石市東部の大蔵海岸通1丁目、2丁目にある海浜公園[1]。広さは320,000 m2。
大蔵海岸 | |
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所在地 |
兵庫県明石市大蔵海岸通1丁目、2丁目 |
座標 | 北緯34度38分33秒 東経135度00分30秒 / 北緯34.64250度 東経135.00833度座標: 北緯34度38分33秒 東経135度00分30秒 / 北緯34.64250度 東経135.00833度 |
面積 | 320,000 m2 |
開園 | 1998年 |
運営者 | 明石市 |
設備・遊具 | AEDあり(公園内3箇所)、こども広場(遊具1歳から12歳)、多目的広場(全面人工芝)、海水浴場(シャワー・更衣施設、バーベキュー施設、売店)、砂浜・芝生広場、磯浜、マーメイドII号 |
駐車場 | 有料駐車場あり(東駐車場154台、西駐車場178台) |
バリアフリー | JR朝霧駅連絡エレベータ、車いす用トイレ(7か所) |
事務所 | 大蔵海岸公園管理事務所 |
事務所所在地 | 明石市大蔵海岸通2-11 |
公式サイト | 大蔵海岸 - 明石市 |
概要
編集海浜公園としての人工砂浜のほか、レジャー用品の大型店舗、入浴施設(スーパー銭湯)、24時間営業のスーパーマーケットなどもある。かつてはバーベキュー施設「La mer cafe Okura」があったが、2007年に閉鎖された。また、1999年に堀江謙一が太平洋横断をした船「モルツマーメイドII号」が恒久展示されている。
JR山陽本線朝霧駅から明石市役所付近に続く大蔵海岸は、古来から白砂青松の海岸として有名で、海水浴など観光客で賑わっていた。しかし、海岸線沿い国道28号が建設された際に、護岸が堤防と消波ブロックで固められたため、海に近づくのは釣り人程度という状態になってしまった。その後、明石海峡大橋を眺望する絶好の場所であることから海浜公園として再生させることとなり、1993年から埋め立てが始まり、1998年に供用開始された。
1999年12月31日には見通しがよいことから「AKASHI千年祭」の花火大会の開催場所に選ばれた。2000年12月31日には、インターネット博覧会の明石海峡世紀越え行事「ジャパンカウントダウン2001」の会場ともなっている。
2001年7月には明石花火大会歩道橋事故が発生、同年12月には明石砂浜陥没事故が発生したことから砂浜部分は閉鎖され、花火大会も中止された。
2005年6月頃に再オープンを予定していたが、コアジサシの巣があることが確認されたため、幼鳥の巣立ち後の時期にオープンが延期された。
アクセス
編集事故
編集ギャラリー
編集脚注
編集- ^ “大蔵海岸”. 明石市. 2020年3月20日閲覧。
- ^ “明石砂浜陥没事故:国交省など元職員4人の有罪判決確定へ”. 毎日新聞社. 2014年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月10日閲覧。
- ^ “参議院会議録情報 第154回国会 国土交通委員会 第25号”. 国会会議録検索システム. 国立国会図書館 (2002年7月23日). 2014年7月24日閲覧。
- ^ “男子大学生が溺れ死亡 兵庫・明石の海水浴場海開き”. 産経ニュース (産経デジタル). (2017年7月8日) 2018年8月11日閲覧。
- ^ “「いつまでも18人」プロ野球選手が、亡き球友に捧げた『1枚の写真』に涙”. grape(グレイプ) (株式会社グレイプ). (2017年7月14日) 2018年8月11日閲覧。
外部リンク
編集- 大蔵海岸公園 - 明石観光協会
- “東播磨ガイド・大蔵海岸”. 東播磨ツーリズム振興協議会. 2007年10月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月10日閲覧。