大草城 (尾張国春日井郡)
大草城(おおくさじょう)は、愛知県小牧市にあった日本の城。16世紀中頃に廃城となった。西尾式部道永と言う人物によって築城されたとされているため、「西尾城」とも呼ばれる。現在城のあった場所は竹藪となっており、曲輪や土塁の跡はあるが、建物はまったく残っていない。本丸跡に小さな神社がある他、大正時代に作られた石灯籠や、近年設置された城についての説明が記載された立て札などがある。
大草城 (愛知県) | |
---|---|
大草城跡地 | |
別名 | 西尾城 |
築城主 | 西尾道永 |
築城年 | 1444年(文安元年) |
主な城主 | 西尾氏 |
廃城年 | 1548年 |
遺構 | 曲輪、土塁、掘 |
指定文化財 | なし |
位置 | 北緯35度17分28.7秒 東経136度59分25.6秒 / 北緯35.291306度 東経136.990444度 |
地図 |
歴史
編集築城されたのは、文安元年(1444年)。西尾式部道永と言う人物によってであるとされている。天文17年(1548年)に西尾氏の仕えていた織田家の家督争いが起こり、それが原因で別の地に移ることとなった。そのため、大草城は廃城となった。
- 年表
城跡
編集城関連
編集その他
編集所在地
編集- 愛知県小牧市大草字西洞
交通手段
編集周辺
編集関連項目
編集- 日本の城一覧
- 福厳寺 (小牧市) - 西尾道永によって建てられた寺院。
- 大草城 (曖昧さ回避)