大舘 隆司(おおだて りゅうじ)は、バンダイナムコスタジオプロデューサー[1]

経歴

編集

美術の教員になろうと考えていたが、ナムコの映像作品『未来忍者 慶雲機忍外伝』が展開していたメディアミックスに「開眼」し、「今後そのような作品が創れるのなら、映像の部分を創ってみたい」と考え1991年にナムコに入社[2]。しかし入社すると映像プロジェクトがなくなったことを知らされたという[2]。グラフィッカーとしてCGプロジェクトに2年かかわった後業務用アーケードゲームの企画をやることとなり、『サイバーコマンド』でデビュー[2]。その後はアーケードチームでの活動やナムコ・ナンジャタウンのアトラクションのディレクションなどを行う[3]

企画者が自由に様々な企画を考えるという場において、『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー』の原型となるゲームをプレゼンした[4]。それがテイルズ オブ シリーズのプロデューサー・吉積信の目に止まり、2年越しの試行錯誤により『レディアント マイソロジー』となり[4]、以後テイルズ オブ シリーズにかかわるようになる[3]。吉積が手を挙げなければ「エースコンバット」の方に行っていたという[4]

人物

編集

声優俳優を区別して考えておらず、『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3』のロックス役に俳優の相葉裕樹を起用したのはそのことが起因している[2]

好きなキャラクターは、「変身キャラ」という理由で『テイルズ オブ ザ テンペスト』のカイウス[5]

製作に関わった作品

編集

ゲーム

編集

アニメ

編集

脚注

編集
  1. ^ ビバ☆テイルズ オブ マガジン 2012年8月号』203頁。
  2. ^ a b c d 電撃ゲームス Vol.14』120頁。
  3. ^ a b c 「携帯ゲーム機」の枠を超えたテイルズ―『テイルズ オブ イノセンス』開発スタッフインタビュー”. インサイド (2008年1月29日). 2014年8月9日閲覧。
  4. ^ a b c 『テイルズ オブ クロニクル』182 - 183頁。
  5. ^ 『テイルズ オブ』プロデューサーの3人がSCEブースでトーク!【TGS2011】 - ファミ通.com”. ファミ通.com (2011年9月17日). 2014年8月9日閲覧。
  6. ^ 『『テイルズ オブ』シリーズ アニメーション ヒストリア Tales of 20th ANNIVERSARY』194頁。
  7. ^ a b 『『テイルズ オブ』シリーズ アニメーション ヒストリア Tales of 20th ANNIVERSARY』195頁。
  8. ^ ビバ☆テイルズ オブ マガジン連動企画『TOLink』Special Interview3本立て!”. バンダイナムコエンターテインメント. 2016年10月16日閲覧。

関連項目

編集

外部リンク

編集