大福寺 (館山市)

千葉県館山市にある寺院

大福寺(だいふくじ)は、千葉県館山市船形にある、真言宗智山派の寺院。山号は船形山。院号は普門院。境内には懸造りの観音堂があり、磨崖仏十一面観世音菩薩が刻まれている。切り立った山の中腹にあることから崖の観音(崖観音)と称される。

大福寺

大福寺
所在地 千葉県館山市船形835番地
位置 北緯35度1分51.3秒 東経139度50分28秒 / 北緯35.030917度 東経139.84111度 / 35.030917; 139.84111
山号 船形山
院号 普門院
宗旨 新義真言宗
宗派 真言宗智山派
本尊 大日如来
創建年 伝・717年養老元年)
開山 伝・行基
正式名 普門院船形山大福寺
別称 崖観音、崖の観音
札所等 安房国札三十四観音霊場3番
法人番号 4040005015192 ウィキデータを編集
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崖観音

歴史

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717年(養老元年)に行基が地元漁民のために、安全と豊漁を祈って観音像を刻んだことが始まりと伝えられる。その後、天台宗の僧・円仁(慈覚大師)が観音堂を建て、寺を興したとされる。現在の真言宗に属するようになった経緯は不明である。江戸時代には、江戸幕府から朱印状が与えられていた。

火災や豪雨、関東大震災(1923年)などにより失われた堂宇の再建を繰り返してきた。2015年から耐震補強、屋根の葺き替え、朱の塗り直しなど大規模な改修工事を行い、2016年7月に参拝受付を再開した。観音堂まで上れば眼下に館山湾を一望できるほか、天気が良い日は伊豆大島まで見渡せるため、観光客にも人気が高い[1]

文化財

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交通アクセス

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隣の札所

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安房国札三十四観音霊場
2 新御堂 -- 3 崖観音 -- 4 真勝寺

脚注

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  1. ^ 【ぐるっと首都圏】大福寺「崖観音」(千葉県館山市)山腹に浮かぶ境内『日本経済新聞』朝刊2017年8月5日(首都圏経済面)

外部リンク

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