大神駅
大神駅(おおがえき)は、大分県速見郡日出町大字大神にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅[1]。
大神駅 | |
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駅舎(2008年8月) | |
おおが Ōga | |
◄杵築 (4.1 km) (3.9 km) 日出► | |
所在地 | 大分県速見郡日出町大字大神[1] |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■日豊本線 |
キロ程 | 103.3 km(小倉起点) |
電報略号 | オオ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
386人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1952年(昭和27年)6月1日[2] |
備考 | 簡易委託駅[3] |
歴史
編集駅設置の要請は開業のおよそ30年ほど前から行われており、住民の悲願であった[2]。
年表
編集駅構造
編集島式ホーム1面2線を有する地上駅[1]。ホームへの行き来は駅舎から線路を横切って渡る構内通路となっている[1]。そのため、電車が構内に入ってくると、駅舎側に設置している踏切が降りてきて渡れないようになる[1]。駅舎は建坪24坪の平屋建てで外壁を薄ピンク色としている[11]。
簡易委託駅[3]であり、きっぷうりばが設置されている。以前はJR九州サービスサポートが駅業務を受託する業務委託駅であった[12]。ICカードSUGOCAは出入場とチャージのみ対応[13]。
大分駅方面から折り返しの列車が数本設定されている[14]。
のりば
編集のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | ■日豊本線 | 上り | 中津・小倉方面 |
下り | 別府・大分方面 |
利用状況
編集1965年(昭和40年)度には乗車人員が154,339人(定期外:18,211人、定期:136,128人)、降車人員が150,674人で、手荷物(発送:212個、到着:76個)や小荷物(発送:620個、到着:138個)も取り扱っていた[15]。
1990年(平成2年)度には乗車人員が51,387人(定期外:8,178人、定期:43,209人)で降車人員が52,612人となっていたが|[16]、1991年(平成3年)度には乗車人員が64,090人(定期外:19,443人、定期:44,647人)で降車人員が58,043人と[17]、増加した。 その後、1996年(平成8年)度には乗車人員が75,167人(定期外:17,588人、定期:57,579人)で降車人員が80,691人[18]、1997年(平成9年)度には乗車人員が128,670人(定期外:21,746人、定期:106,924人)で降車人員が131,821人[19]、1998年(平成10年)度には乗車人員が158,255人(定期外:23,760人、定期:134,495人)で降車人員が162,193人[20]と増加した。
2015年(平成27年)度の乗車人員は197,793人(定期外:28,682人、定期:169,111人)、降車人員は202,538人である[21]。
※1日平均乗車人員の数値は各年度版「大分県統計年鑑」による年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。
年度 | 年間 乗車人員 |
定期外 乗車人員 |
定期 乗車人員 |
一日平均 乗車人員 |
年間 降車人員 |
出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
1965年(昭和40年) | 154,339 | 18,211 | 136,128 | - | 150,674 | [15] |
- | - | - | - | - | - | - |
1990年(平成2年) | 51,387 | 8,178 | 43,209 | - | 52,612 | [16] |
1991年(平成3年) | 64,090 | 19,443 | 44,647 | - | 58,043 | [17] |
1992年(平成4年) | 66,340 | 18,215 | 48,125 | - | 71,784 | [22] |
1993年(平成5年) | 70,501 | 17,476 | 53,025 | - | 76,478 | [23] |
1994年(平成6年) | 74,797 | 16,084 | 58,713 | - | 80,362 | [24] |
1995年(平成7年) | 78,749 | 18,336 | 60,413 | - | 85,267 | [25] |
1996年(平成8年) | 75,167 | 17,588 | 57,579 | - | 80,691 | [18] |
1997年(平成9年) | 128,670 | 21,746 | 106,924 | - | 131,821 | [19] |
1998年(平成10年) | 158,255 | 23,760 | 134,495 | - | 162,193 | [20] |
1999年(平成11年) | 153,113 | 22,685 | 130,428 | - | 159,732 | [26] |
2000年(平成12年) | 162,813 | 24,243 | 138,570 | 446 | 167,254 | [27] |
2001年(平成13年) | 165,588 | 21,953 | 143,635 | 454 | 172,487 | [28] |
2002年(平成14年) | 155,126 | 21,656 | 133,470 | 425 | 160,681 | [29] |
2003年(平成15年) | 156,916 | 22,381 | 134,535 | 430 | 161,538 | [30] |
2004年(平成16年) | 153,157 | 23,072 | 130,085 | 420 | 158,495 | [31] |
2005年(平成17年) | 151,035 | 24,522 | 126,513 | 414 | 154,480 | [32] |
2006年(平成18年) | 155,907 | 28,203 | 127,704 | 427 | 155,490 | [33] |
2007年(平成19年) | 151,228 | 27,069 | 124,159 | 413 | 153,168 | [34] |
2008年(平成20年) | 153,222 | 27,717 | 125,505 | 420 | 154,755 | [35] |
2009年(平成21年) | 149,376 | 25,595 | 123,781 | 409 | 151,281 | [36][注釈 1] |
2010年(平成22年) | 154,870 | 25,538 | 129,332 | 424 | 156,745 | [38][注釈 1] |
2011年(平成23年) | 145,315 | 23,207 | 122,108 | 397 | 151,836 | [39][注釈 1] |
2012年(平成24年) | 152,564 | 22,979 | 129,585 | 418 | 154,570 | [40][注釈 1] |
2013年(平成25年) | 170,496 | 25,308 | 145,188 | 467 | 171,552 | [41][注釈 1] |
2014年(平成26年) | 180,307 | 29,575 | 150,732 | 494 | 182,913 | [42][注釈 1] |
2015年(平成27年) | 197,793 | 28,682 | 169,111 | 540 | 202,538 | [21][注釈 1] |
2016年(平成28年) | - | - | - | 481 | - | [43] |
2017年(平成29年) | - | - | - | 454 | - | [44] |
2018年(平成30年) | - | - | - | 430 | - | [45] |
2019年(令和元年) | - | - | - | 431 | - | [46] |
2020年(令和 | 2年)- | - | - | 387 | - | [47] |
2021年(令和 | 3年)- | - | - | 394 | - | [48] |
2022年(令和 | 4年)- | - | - | 384 | - | [49] |
2023年(令和 | 5年)- | - | - | 386 | - | [50] |
駅周辺
編集- 大分県立日出養護学校
- 大分県立日出暘谷高等学校
- 大分県立日出総合高等学校
- 回天大神訓練基地記念公園(大神基地跡地)
- ソニー・太陽[51]
- 国道213号[1]
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f g 『週刊 JR全駅・全車両基地』 38号 大分駅・由布院駅・田主丸駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年5月12日、26頁。
- ^ a b c ““ワッ 汽車が止まる” きのう大神驛開業式”. 大分合同新聞 (大分合同新聞社): p. 2. (1952年6月2日(朝刊))
- ^ a b c “日出町の暘谷駅と大神駅、4月から簡易委託駅に 近く正式契約へ”. 大分合同新聞. (2022年3月30日). オリジナルの2022年3月30日時点におけるアーカイブ。 2022年4月10日閲覧。
- ^ 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、752頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年10月30日、12面。
- ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日)
- ^ a b 『駅体制の見直しについて』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道、2021年12月23日。オリジナルの2021年12月23日時点におけるアーカイブ 。2021年12月24日閲覧。
- ^ “県内のJR3駅で無人化回避へ業務委託始まる”. NHK. (2022年4月1日). オリジナルの2022年4月1日時点におけるアーカイブ。 2022年4月9日閲覧。
- ^ “無人化3駅で業務委託へ 来月以降、JR九州が協議中”. 読売新聞 (読売新聞社). (2022年3月12日) 2022年3月17日閲覧。
- ^ “大神驛 六月一日開業”. 大分合同新聞 (大分合同新聞社): p. 2. (1952年5月30日(朝刊))
- ^ 大分駅事業所 - JR九州サービスサポート.2021年12月11日閲覧
- ^ SUGOCA 利用可能エリア 九州旅客鉄道、平成28年3月26日時点(2016年10月5日閲覧)。
- ^ 駅別時刻表 大分駅 九州旅客鉄道、2016年10月5日閲覧
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- ^ a b 大分県総務部統計課 『平成3年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1991年12月31日。
- ^ a b 大分県総務部統計課 『平成4年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1992年12月31日。
- ^ a b 大分県総務部統計課 『平成9年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1998年3月31日。
- ^ a b 大分県総務部統計課 『平成10年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1999年3月31日。
- ^ a b 大分県総務部統計課 『平成11年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2000年3月31日。
- ^ a b “平成28年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物)”. 大分県総務部統計課 (2017年3月30日). 2017年8月3日閲覧。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成5年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1994年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成6年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1995年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成7年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1996年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成8年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1997年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成12年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2001年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成13年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2002年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成14年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2003年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成15年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2004年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成16年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2005年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成17年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2006年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成18年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成19年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 130 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成20年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2009年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成21年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2010年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ “平成22年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 129.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年2月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ 池端真理 『全国都道府県統計協会刊行の統計資料調査について』 地域総合研究 第38巻 第2号 (鹿児島国際大学地域総合研究所) (2011年)
- ^ “平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成24年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2013年8月5日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成26年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2015年3月10日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成27年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2016年3月29日”. 大分県総務部統計課. 2017年8月3日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(平成28年度)” (PDF). 九州旅客鉄道 (2017年7月31日). 2017年8月2日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2017年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年6月8日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年7月28日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2019年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年12月25日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月8日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2021年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年2月21日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2022年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年2月21日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2023年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年2月21日閲覧。
- ^ “ソニー・太陽株式会社 会社情報”. ソニー・太陽株式会社. 2024年6月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月11日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 大神駅(駅情報) - 九州旅客鉄道