大矢田神社
岐阜県美濃市にある神社
大矢田神社(おやだじんじゃ)は、岐阜県美濃市にある神社である。旧社格は郷社。
大矢田神社 | |
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拝殿、本殿(重要文化財) | |
所在地 | 岐阜県美濃市大矢田2596 |
位置 | 北緯35度33分20.9秒 東経136度52分6.15秒 / 北緯35.555806度 東経136.8683750度 |
主祭神 | 建速須佐之男命、天若日子命 |
社格等 | 郷社・金幣社 |
創建 | 伝・孝霊天皇時代 |
本殿の様式 | 三間社流造 |
例祭 | 10月第3土曜日・翌日曜日 |
主な神事 | ひんここ祭り(10月第3土曜日の翌日曜日、ひんここの舞」は11月第4日曜日) |
本殿は江戸時代初期の1672年(寛文12年)、拝殿は1671年(寛文11年)再建であり、ともに重要文化財に指定されている[1]。また、楼門は1723年(享保8年)再建であり、美濃市指定文化財である[2]。
祭神
編集歴史
編集- 創建は孝霊天皇の時代という。以下は社伝による。
深山に悪竜が棲み付き、困った里人が喪山の天若日子廟所(現・喪山天神社)に加護を祈ったところ、建速須佐之男命を祀るよう夢告があった。 その通り勧請を行うと、建速須佐之男命が現れ、悪竜を退治してくれた。平和を取り戻した里人は、建速須佐之男命と天若日子命を祀る祠を建てた。
大矢田もみじ谷
編集大矢田神社のひんここまつり
編集→詳細は「大矢田のヒンココ」を参照
文化財
編集- 本殿 - 寛文12年(国指定重要文化財)
- 拝殿 - 寛文11年(国指定重要文化財)
- 楓谷ヤマモミジ樹林(90.3a)(国指定天然記念物)
- 絹本著色釈迦十六善神図 - 室町時代(岐阜県指定重要文化財)[4]
- 梵鐘(禅定寺)- 明応3年(岐阜県指定重要文化財)
- 梵鐘(青柳社)- 大永3年(岐阜県指定重要文化財)
- 楼門(旧仁王門)- 享保8年(美濃市指定文化財)
- 阿弥陀如来坐像 - 室町時代(美濃市指定文化財)
- 弘法大師坐像 - 室町時代(美濃市指定文化財)
- 大般若写経 - 室町時代(美濃市指定文化財)
- 兜-室町時代(美濃市指定文化財)
- 大矢田のヒンココ(国選択記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財)
所在地・アクセス
編集- 岐阜県美濃市大矢田
- 岐阜バス高美線「大矢田」バス停より約2.0km
- のり愛くん(相乗りタクシー・要予約)「大矢田上切集会場」停留所より約1.0Km
脚注
編集- ^ “大矢田神社附棟札”. 岐阜県. 2013年4月19日閲覧。
- ^ “大矢田神社 楼門”. 美濃市 (2008年11月10日). 2013年4月19日閲覧。
- ^ “楓谷のヤマモミジ樹林”. 岐阜県. 2013年4月19日閲覧。
- ^ “絹本著色釈迦十六善神図”. 岐阜県. 2013年5月11日閲覧。
外部リンク
編集- ウィキメディア・コモンズには、大矢田神社に関するカテゴリがあります。