大目神社(おおまじんじゃ)は、愛知県瀬戸市巡間町1にある神社式内社旧社格村社。本殿が登録有形文化財。瀬戸市赤津地域の大目森の丘にある[1]

大目神社
所在地 愛知県瀬戸市巡間町1
位置 北緯35度13分11.8秒 東経137度07分53.5秒 / 北緯35.219944度 東経137.131528度 / 35.219944; 137.131528 (大目神社)座標: 北緯35度13分11.8秒 東経137度07分53.5秒 / 北緯35.219944度 東経137.131528度 / 35.219944; 137.131528 (大目神社)
主祭神 天忍穗美美命天乃菩日命天津日子根命活津日子根命熊野久須毘命多岐理姫命一寸島姫命多岐都姫命
社格 村社
本殿の様式 三間社流造
地図
大目神社の位置(愛知県内)
大目神社
大目神社
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祭神

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歴史

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創立年代は定かではない[2]。延長5年(927年)に編纂された『延喜式神名帳』には尾張国山田郡に大目神社が掲載されている[3]

承応2年(1653年)と文化2年(1805年)に本殿に関する棟札が確認されている[3]

1870年(明治3年)に成立した『尾張国神名帳追継考』によると、かつては八王子社と称しており、所在地は大目森(おおまもり)と呼ばれていた[3]。天保11年(1840年)には八王子社から「大目八王子宮」と記された古写本の巻物が発見され、祈禱札と思われるものに「大目八王子大明神」とあったことから、以後は大目神社と称するようになった[3]

境内

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  • 本殿
  • 幣殿
  • 拝殿
  • 鳥居

文化財

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市指定文化財

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  • 石造鳥居[4]
    • 宝暦5年(1755年)竣工[5]。1996年(平成8年)2月9日、瀬戸市指定文化財に指定された[4]。なお、瀬戸市八幡町の八幡社の石造鳥居も瀬戸市指定文化財に指定されている[4]
    • 高さ3.87メートル[5]明神鳥居[5]。笠木が二重となっており、反りを有している[5]。木造鳥居が多かった時代の石造鳥居である[5]

登録有形文化財

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  • 本殿
    • 文化2年(1805年)竣工[1][3]。1977年(昭和52年)改修[3]。2024年(令和6年)3月6日、登録有形文化財に登録された[1]。登録基準は「造形の規範になっているもの」[3]
    • 三間社流造、銅板葺、平屋建[1]。建築面積12m2[1]。三方に擬宝珠高欄付の縁が廻らされている[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e f 大目神社本殿 文化遺産オンライン
  2. ^ 川橋善五郎『陶都瀬戸 市制実施紀念』和田忠治、1930年、pp.102-103
  3. ^ a b c d e f g 大目神社本殿 愛知県
  4. ^ a b c 指定・登録文化財一覧 瀬戸市
  5. ^ a b c d e 「大目神社の石造鳥居 深川神社の織部灯籠 瀬戸市文化財に指定」『中日新聞』1996年2月14日

外部リンク

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