大盗賊 (1962年の映画)
フランスの映画
『大盗賊』(だいとうぞく、Cartouche)は1962年のフランスの冒険映画。映画の製作自体は1961年に行われたため、1961年の映画と記す資料も多い[1]。
大盗賊 | |
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Cartouche | |
監督 | フィリップ・ド・ブロカ |
脚本 |
ダニエル・ブーランジェ フィリップ・ド・ブロカ シャルル・スパーク |
製作 | ジョルジュ・ダンシジェール |
出演者 | ジャン=ポール・ベルモンド |
音楽 | ジョルジュ・ドルリュー |
撮影 | クリスチャン・マトラ |
配給 | 日本ヘラルド映画 |
公開 |
1962年3月7日 1963年3月1日 |
上映時間 | 114分 |
製作国 |
フランス イタリア |
言語 | フランス語 |
フィリップ・ド・ブロカ監督の作品で、出演はジャン=ポール・ベルモンドなど。主人公は、実在の人物ルイ・ドミニク・ブルギニヨンをモデルにしている。フランスでは公開されると、300万人以上の観客を動員した[2]。
日本では、2020年に『ジャン=ポール・ベルモンド傑作選』として、「大頭脳」「恐怖に襲われた街」「危険を買う男」「オー!」「ムッシュとマドモアゼル」「警部」「プロフェッショナル」とともに上映された。[3]
ストーリー
編集この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
1720年のパリ、盗賊団の若手であるドミニクはボスに反抗したため町を出ることとなり、兵隊に志願する。ドミニクは激しい戦闘の中、将軍たちの態度に嫌気がさしたため、仲間二人と兵隊たちの給料である金貨を盗んで逃亡する。その途中で美女盗賊のベニスと知り合い、お互いに魅かれあう。
パリへ戻ると、ドミニクは小さい弟がボスに捕らわれているのを知る。そして彼はボスとの戦いに勝ち弟を救い、自分が盗賊団のボスになる。ドミニクはベニスと結婚、カルトーシュと名を変え「金持ちだけから盗み、貧乏な人々に分け合う」義賊になることを宣言し、庶民の支持をもうけるようになる。
しかし、富と権力を手に入れたカルトーシュは次第に傲慢になってゆき、あろうことか、貴族である警察署長の妻イザベルをも自分のものにしようとする。
キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
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ソフト版 | TBS版 | ||
カルトーシュ | ジャン=ポール・ベルモンド | 山田康雄 | 鈴木やすし |
ベニス | クラウディア・カルディナーレ | 松金よね子 | 高須賀夫至子 |
イザベル | オディール・ヴェルソワ | 平井道子 | 小沢紗季子 |
マリショ | マルセル・ダリオ | 北村弘一 | |
元帥閣下 | リュシアン・ランブール | 熊倉一雄 | 大木民夫 |
ラ・トープ | ジャン・ロシュフォール | 作間功 | |
軍曹 | ノエル・ロックヴェール | 納谷悟朗 | |
警察署長 | フィリップ・ルメール | 仁内達之 |
出典
編集- ^ 大盗賊 - 映画.comなど。
- ^ Box Office information for film at Box Office Story
- ^ https://belmondoisback.com/belmondoisback1.html
関連項目
編集- フランス革命
- ルイ・ドミニク・ブルギニヨン
- Cartouche, King of Paris - 1950年に公開された映画。