大江 雅致(おおえ の まさむね、生没年不詳)は、平安時代の公卿、越前守。兄弟に大江匡衡赤染衛門の夫)。

略歴

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左京大夫・大江重光の子で、太皇太后宮昌子内親王の大進であった。御堂関白記によると寛弘7年(1010年)に越前守に任じられた。それ以前は木工寮を務めていたとされる[1]平保衡の娘との間に和泉式部を授かった[2]

参考文献

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  • 『国司補任 4』(2000年、続群書類従完成会、204p)
  • 『平安文学研究第 75~80 号』(1986年、平安文学研究会、142p)

脚注

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外部リンク

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