大月市立図書館
大月市立図書館(おおつきしりつとしょかん)は、山梨県大月市にある市立図書館である。2015年11月現在の館長は絵本作家の仁科幸子[8]。
大月市立図書館 Otsuki City Library | |
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大月市立図書館 | |
施設情報 | |
愛称 | おおつきMOONらいぶらりぃ[1] |
専門分野 | 総合 |
事業主体 | 大月市 |
延床面積 | 2286[2] m2 |
開館 | 1999年5月18日[3] |
所在地 |
〒401-0011 山梨県大月市駒橋1-5-1 |
位置 | 北緯35度36分47.5秒 東経138度56分55.6秒 / 北緯35.613194度 東経138.948778度座標: 北緯35度36分47.5秒 東経138度56分55.6秒 / 北緯35.613194度 東経138.948778度 |
ISIL | JP-1001590[4] |
統計・組織情報 | |
蔵書数 | 184,368点[5](2015年3月31日時点) |
貸出数 | 89,932点[6](2014年度) |
来館者数 | 68,952人[7](2014年度) |
条例 | 大月市立図書館条例 |
館長 | 仁科幸子[8] |
職員数 |
専任職員: 2人[2] 非常勤職員: 6人[2] |
公式サイト | http://www.city.otsuki.yamanashi.jp/bunka/shisetsu/bunka-sisetsu-toshokan.html |
地図 | |
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館 |
沿革
編集1958年に大月市立図書館としての図書館奉仕を開始[9]し、1980年から[9]1998年12月[10]までは市民会館の2階を間借りする形で開館していた。しかし、市民会館の図書館は図書館スペースの足りなさから独立館の建設が市民より求められており[11]、駒橋一丁目に建設された独立館への移転にあたり、1998年12月27日に閉館する[10]。約5ヶ月の移転準備期間を経て、1999年5月18日、現在の地に開館する[3]。
サービス
編集貸出
編集貸出のサービスを受けるために必要な利用カード(貸出券)は山梨県民と大月市への在勤・通学者を対象として交付されている[12]。有効期限は最終利用日から3年間で、これを過ぎると無効となる[12]。2013年7月2日からは、無効あるいは紛失等による再発行に実費を請求するようになった[13]。貸出点数や期間は、図書や雑誌が7冊・15日間、視聴覚資料が3点・8日間となっている[14]。
その他
編集複写サービスは、2013年度以前は利用者自身で複写させていたが、カラー複写機の導入を機に、図書館員が著作権法上の違反がないことを確認し図書館員によって複写されるようになった[13]。
- 開館時間
- 火・水・木・金曜日: 9時〜19時
- 土・日曜日・祝祭日: 9時〜17時
- 休館日
- 月曜日・祝日の翌日・年末年始・月末の平日(整理日)
- 教科書の常設展示
- 音声サービス
建物
編集鉄筋コンクリート造の地下1階、地上2階建てであり[11]、1階には一般書や視聴覚資料の書架やインターネットが利用できるパソコンが、2階には児童書の書架が置かれている[15]。カウンターは1階と2階の双方に置かれている[15]。また、飲食ができるスペースとして「びゅうロックてらす」が2階に設けられている[15]。
立地
編集国道20号が付近を通る住宅地に立地している。最寄駅は中央本線・富士山麓電気鉄道富士急行線大月駅で徒歩7分。駐車場を併設している[11]。
脚注
編集- ^ “大月市立図書館に行ってみませんか”. 大月市観光協会. 2015年11月25日閲覧。
- ^ a b c 日本図書館協会 図書館調査事業委員会 編『日本の図書館 統計と名簿 2014』日本図書館協会、2015年1月31日、66頁。ISBN 978-4-8204-1418-6。
- ^ a b “利用者ぐんぐん、貸し出し11万超す 大月市立図書館 /山梨”. 朝日新聞 朝刊 山梨面 (朝日新聞社). (1999年10月27日)
- ^ “ISIL管理台帳ファイル(2015年11月2日現在) 公共図書館”. 国立国会図書館. 2015年11月25日閲覧。
- ^ 大月市教育委員会, p. 29.
- ^ 大月市教育委員会, p. 30.
- ^ 大月市教育委員会, p. 28.
- ^ a b 産経新聞社 2015.
- ^ a b “蔵書増え、リサイクルまずまず 大月市立図書館、開館1周年/山梨”. 朝日新聞 朝刊 山梨1面 (朝日新聞社). (2000年5月19日)
- ^ a b “蔵書・機能とも充実 来年6月オープンへ 新大月市立図書館/山梨”. 朝日新聞 朝刊 山梨面 (朝日新聞社). (1998年12月12日)
- ^ a b c “開館に向け準備中 紙芝居・読み聞かせも 大月の新図書館 /山梨”. 朝日新聞 朝刊 山梨面 (朝日新聞社). (1999年4月14日)
- ^ a b “「図書館利用カード」を作りましょう” (PDF). 大月市教育委員会. 2015年11月25日閲覧。
- ^ a b 大月市教育委員会, p. 27.
- ^ “資料の貸出・返却” (PDF). 大月市教育委員会. 2015年11月25日閲覧。
- ^ a b c “館内案内” (PDF). 大月市教育委員会. 2015年12月2日閲覧。
参考文献
編集- “大月市立図書館長に絵本作家・仁科幸子氏 子供の感性育てたい 山梨”. 産経ニュース (産経新聞社). (2015年3月25日) 2015年11月25日閲覧。
- 『平成26年度 大月市生涯学習 事業実績報告書』(PDF)(レポート)大月市教育委員会 。