大日寺石仏群
兵庫県加西市野上町8番地にある石仏群
概要
編集大日寺石仏群、石棺仏1基、石棺材1個、異形地蔵1躯からなり、有形文化財に指定されている。多くは江戸時代の造立で、背面に十字架が刻まれた地蔵があり、キリシタン信仰にかかわるものと推察されている[1][2]。
石棺仏
編集石棺蓋石と石棺身を構成した石材を再利用した石仏。蓋石は、現高141cm、巾80cm、厚さ26cmで、阿弥陀如来像を半肉彫り、舟形光背に7化仏を配する。 側石は、長辺現長40cm、短辺現長36cm、厚さ10cmの石棺側石材片である[1]。
キリシタン地蔵
編集背面に十字架が刻まれた地蔵で、加西市特有の「十」字を背面に刻む異形地蔵。全高76cm、巾23cm、厚さ19cm、背面の十字形の意匠は、縦28.5cm、横11cm、手首から先が欠損し、首は補修されている。 材質は凝灰岩[1]。
交通アクセス
編集自動車
編集- 加西インターチェンジから東へ約3㎞[3]。
周辺情報
編集脚注
編集- ^ a b c “大日寺石仏群”. 加西市. 2021年2月17日閲覧。
- ^ “加西市播磨国 風土記の里と石仏と”. 加西市観光まちづくり. 2021年2月17日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “GoogleMap 大日寺石仏群”. 2021年2月17日閲覧。