大成丸 (3代)
大成丸(たいせいまる)は、航海訓練所が運用していた航海練習船。本項目では、1981年に就航した3代目を取り扱う。
大成丸 (3代) | |
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横浜港大さん橋国際客船ターミナルに接岸する大成丸(三代目)(2009年9月13日撮影) | |
基本情報 | |
船種 | 練習船 |
船籍 | 日本 東京港 [1] |
所有者 | 航海訓練所 [1] |
運用者 | 航海訓練所 |
建造所 | 日本鋼管鶴見事業所[1] |
航行区域 | 遠洋区域[1] |
船級 | JG[1] |
信号符字 | JLPY[1] |
経歴 | |
進水 | 1980年10月3日[1] |
竣工 | 1981年3月16日[1] |
就航 | 1981年 |
引退 | 2014年 |
要目 | |
総トン数 | 5,886.73トン[1] |
全長 | 124.84m[1] |
幅 | 17.00m[1] |
機関方式 | 蒸気タービン |
ボイラー | 自然循環型2胴水管式舶用ボイラ 2基(川崎UMG17/14型) |
主機関 | クロスコンパウンド衝動式蒸気タービン 1基(川崎HA-70型) |
最大出力 | 7,000PS/5,148kW[1] |
定格出力 | 6,300PS/4,634kW |
最大速力 | 19.22ノット[1] |
航海速力 | 17.9ノット[1] |
航続距離 | 12,600海里[1] |
搭載人員 | 214名(実習生140名)[1] |
その他 | 燃料搭載量 1660.7kl[1] |
概要
編集設計
編集1976年に建造された北斗丸(2代目)の設計を基に、船体強度、複原力、トリムなどを見直し、防振、防音、防熱に配慮した設計となっている[1]。 3代目は珍しい蒸気タービン方式の練習船であった。現状、速力が要求される軍艦とボイラーでガスが再利用ができるLNG船以外は蒸気タービンを採用するメリットはないが、大成丸は練習船であるためあえて採用されていた。
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航海訓練所の練習船大成丸(三代目)の後ろ姿、横浜市中区の大さん橋国際客船ターミナルで2009年9月13日に撮影