大念寺 (稲敷市)

稲敷市にある寺院

大念寺(だいねんじ)は、茨城県稲敷市江戸崎にある浄土宗の寺院である。山号は正定山。院号は智光院。本尊の阿弥陀如来立像は、稲敷市指定文化財。

大念寺だいねんじ
大念寺の楼門(茨城県稲敷市)
所在地 茨城県稲敷市江戸崎2656
位置 北緯35度57分34.0秒 東経140度19分07.5秒 / 北緯35.959444度 東経140.318750度 / 35.959444; 140.318750座標: 北緯35度57分34.0秒 東経140度19分07.5秒 / 北緯35.959444度 東経140.318750度 / 35.959444; 140.318750
山号 正定山
院号 智光院
知光院[1]
宗旨 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
正式名 正定山智光院大念寺
正定山知光院大念寺
法人番号 3050005007891 ウィキデータを編集
大念寺 (稲敷市)の位置(茨城県内)
大念寺 (稲敷市)
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稲敷市江戸崎甲の中心市街地に位置する寺院で、境内の面積は約1万1000平方メートルあり、本堂・庫裏・開山堂・地蔵堂・大黒堂などの堂宇を備え、なかでも大きな本堂は江戸期における檀林時代を偲ばせている[2]。この本堂には、鎌倉時代前期に作られた阿弥陀如来立像があり、鎌倉期の仏像彫刻家である快慶風の特徴がみられる[3]。客仏は大阿弥陀仏で「大仏さん」と呼び親しまれている[2]。入口にある2階建ての楼門や、境内のなかに徳川家康お手植えと伝えられる「逆さ銀杏」などの歴史的遺産が残されている[3]

歴史

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天正18年(1590年[注釈 1]、領主の蘆名盛重が先祖の菩提を弔うために、江戸の源誉慶巌(げんよけいがん)を招いて創建した寺である[2][3]慶長7年(1602年)に、徳川家康から寺領50石の寄進を受けて、江戸時代には浄土宗関東十八檀林のひとつとして栄え、修行僧の出入りでにぎわった。1873年明治6年)に檀林が深川本誓寺に移されて、現在に至る[2]

ギャラリー

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脚注

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注釈

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  1. ^ もしくは、天正19年(1591年)の説もあり[2]

出典

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  1. ^ 浄土宗寺院紹介Navi
  2. ^ a b c d e ゼンリン・人文社 1997, p. 169.
  3. ^ a b c 大念寺”. 稲敷市公式ホームページ. 稲敷市. 2017年11月12日閲覧。

参考文献

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  • 齋藤建夫 編 編『郷土資料辞典 ふるさとの文化遺産』 第8巻 茨城県(初版)、ゼンリン人文社、1997年3月10日。ISBN 4795910936 

関連項目

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外部リンク

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