大府市循環バス
大府市循環バス(おおぶしじゅんかんバス)は、愛知県大府市が知多乗合(知多バス)に委託して運行しているコミュニティバスである。愛称は「ふれあいバス」。廃止された名鉄バス有松線(有松駅前~大府駅前)、前後線(前後駅前~大府駅前)の代替路線でもあり、それ以前は名鉄バスおよび大興タクシーが運行していた。
歴史
編集- 2000年(平成12年)11月1日 - 東コース、中央コース、西コースの3路線で開設。
- 2002年(平成14年)4月1日 - 一部ルート変更。
- 2004年(平成16年)7月1日 - 運行委託を名鉄バスから大興タクシーに変更。
- 2005年(平成17年)7月1日 - 中央コースを中央東コースと中央西コースに分離。4路線となる。
- 2008年(平成20年)7月1日 - 70歳以上の市民の無料化、運休日の改正。
- 2010年(平成22年)9月1日 - 月・水・金と火・木・土・日から左回りと右回りに変更。同時に運行委託を大興タクシーから知多乗合に変更。
- 2014年(平成26年)6月1日 - 中央コースを増設。5路線となる。
- 2019年(令和元年)9月2日 - 豊明市の名鉄前後駅と東海市の上野台に乗り入れる。同時に共和駅、大府駅を発着とするルートに再編。
- 2020年(令和2年)10月1日- 東コース、北コース、西コース、南コース、中央コースで新車両が導入。
- 2023年(令和5年)4月1日 - 交通系ICカードでの精算を開始。
- 2023年(令和5年)10月1日-東コースに「長寿医療研究センター」バス停への直行便(日当たり2便)を新設。同時に中央コースにふれあいバスでは初めてEVバスを導入するとともに、日当たり9便から16便に増便され、JR大府駅西口に乗り入れる。
ルート
編集- 東コース
- 北コース(旧中央東コース)
- 西コース(旧中央西コース)
- 南コース(旧西コース)
- 中央コース
運賃
編集1乗車100円均一。
- 2023年(令和5年)4月1日から、manaca・TOICA・Suicaなどの交通系ICカードが利用可能。
- 現金は先払い。交通系ICカードは運転手に申告の上、乗車時と降車時にカードリーダーにタッチする。
- 小学生以下、中学生で生徒手帳を運転手に提示した方は無料。
2008年7月1日より70歳以上の市民は無料(ただし福祉課窓口か公民館で申請し「ふれあいパス70」を受け取る必要がある)。
愛称について
編集大府市循環バスの愛称は「ふれあいバス」だが、実際には一般公募の結果より、「くちなし」又は「くちなしバス」となることが決定していた。くちなしとは大府市の市花であるクチナシからであるが、一部の市民や議員より、「くちなしという言葉が差別になる」(「くちなし」→「口無し」という意味と思われる)という意見が出されたため、「ふれあいバス」に決定した。
脚注
編集「口無大池」バス停で名古屋市営バスの鳴海12号系統・鳴子13号系統・有松11号系統・緑巡回系統に乗り換えが可能である。