大幡池(おおはたいけ)は、宮崎県小林市霧島山北東部にある直径約460メートルのである。

大幡池
所在地 宮崎県小林市
面積 0.031 km2
周囲長 2.0 km
最大水深 13.8 m
水面の標高 1234 m
成因 火山湖
淡水・汽水 淡水
プロジェクト 地形
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大幡山の北東斜面に位置する。獅子戸岳から夷守岳へと続く尾根の上にあるため日当たりが良く火山湖としては比較的明るい景観を示す。湖岸は低木に囲まれており、付近にはミヤマキリシマの群生地がある。北東部に灌漑用の取水口があり45ヘクタールの田畑を潤している。

大幡池は1万1千年前から6300年前までの間に霧島山の火山活動に伴う水蒸気爆発によって形成されたマールである。爆発の痕跡として周囲に凝灰角礫岩の地層が堆積している[1]

古くは小波多池と呼ばれており、旱魃の際には池畔で雨乞いが行われていた[2]

脚注

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  1. ^ 松本達郎ほか 『日本地方地質誌 九州地方』 朝倉書店、1973年
  2. ^ 橋口兼古、五代秀堯、橋口兼柄 『三国名勝図会 巻之54』 1843年

参考文献

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  • 小林市史編さん委員会編 『小林市史 第3巻 戦後編』 小林市、2000年

外部リンク

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