大嶋神社奥津嶋神社

大嶋神社奥津嶋神社（おおしまじんじゃおきつしまじんじゃ）は、滋賀県近江八幡市北津田町に鎮座する神社である。大嶋神社と奥津嶋神社の両社から成るが、ともに式内社である。旧社格は県社。

大嶋神社奥津嶋神社
= 拝殿
所在地	滋賀県近江八幡市北津田町529
位置	北緯35度10分15.41秒 東経136度04分53.07秒
主祭神	大国主神 奥津島比売命
社格等	式内社（名神大・小社） 旧県社
創建	伝成務天皇朝
本殿の様式	三間社流造（大嶋神社） 一間社流造（奥津嶋神社）
別名	島の大宮
例祭	4月18日
主な神事	松明祭（4月17日）
地図	大嶋神社奥津嶋神社

祭神

• 大国主神（大嶋神社）
• 奥津島比売命（奥津嶋神社）

神紋

亀甲花菱

歴史

社伝によると、成務天皇の治世に武内宿禰により勧請されたとされる。大嶋神社と奥津嶋神社は元は別の場所に鎮座していたが、延文6年（1361年）以前に同地に鎮座された。大嶋神社は式内小社、奥津嶋神社は名神大社論社である。『三代実録』によると、貞観元年（859年）、従五位上の神階を賜ったとの記述がある。

大正3年（1914年）に県社に列格した。

祭事

• 松明祭 - 4月17日に行われる。
• 例祭 - 4月18日に行われる。

境内外社

• 境内社
  • 日觸神社
  • 日吉神社
  • 四宮神社
  • 喜佐伊神社
  • 行司神社
  • 白山神社
  • 綾神社

• 境外社
  • 池鯉鮒神社
  • 若神子神社
  • 雨神社
  • 若宮神社
  • 百々神社

文化財

重要文化財

• 木造大国主尊坐像 - 平安時代
• 菊花螺鈿鞍・黒漆鞍・黒漆鐙（あぶみ） - 平安時代末 - 鎌倉時代
• 大島奥津島神社文書（222通）1巻、32冊、3枚 - 鎌倉 - 江戸時代

外部リンク

• 大嶋奥津嶋神社（滋賀県神社庁）