大原調整池
愛知県新城市にある豊川用水の調整池
大原調整池(おおばらちょうせいち)は、愛知県新城市富岡にある豊川用水の調整池である。
大原調整池 | |
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2008年撮影(国土地理院、写真上が南) | |
左岸所在地 | 愛知県新城市富岡 |
位置 | |
河川 | (豊川水系豊川) |
ダム湖 | 五葉湖 |
ダム諸元 | |
ダム型式 | ロックフィルダム |
堤高 | 47.9 m |
堤頂長 | 351 m |
堤体積 | 711 千 m3 |
流域面積 | 1.9 km2 |
湛水面積 | 18 ha |
総貯水容量 | 2,020 千 m3 |
有効貯水容量 | 2,000 千 m3 |
利用目的 | 灌漑・上水道 |
事業主体 | 水資源機構 |
施工業者 | 西松建設・大林組・三幸建設工業 |
着手年 / 竣工年 | 1977年 / 1993年 |
出典 | [1] |
備考 | 豊川用水 |
概要
編集大原調整池のある新城市及びその周辺は、近くを流れる豊川や支流の宇利川が田畑よりも低い所を流れている為、昔から水を確保することが難しい地域であった。この調整池によって豊川用水の水量が多い時、大原ポンプ場で豊川用水路から取水・貯留する事で灌漑用水・上水道用水を安定して確保する事ができるようになった。 また、大原調整池は「五葉湖」と呼ばれるが、その由来はかつてこの近辺に有った「五葉城」にちなんでいる。
脚注
編集参考文献
編集- 水資源開発公団 豊川用水総合事業部編集・発行『豊川総合用水事業竣功記念写真集』2001年