大分市営温水プール
大分市営温水プール(おおいたしえいおんすいプール)は、大分県大分市西浜1番14号にある大分市が運営する温水プールである。
概要
編集1974年(昭和49年)に開館した温水プールである。現在のプールは、老朽化した旧プールを改築して、1995年(平成7年)7月21日にオープンした[1][2]。
日本水泳連盟公認の25mプール(25m x 17m x 1.2m)と、10mの幼児用プール(10m x 5m x 0.65-0.7m)からなる。大プールは全8コースで、3コース分には水深を0.6m-1.8mに調整できる可動床システムが導入されている。また、1 - 2階合計で300人を収容する観覧席を備えている[2][3]。
天井落下事故
編集2017年(平成29年)1月22日午前8時半頃、大プールと幼児用プールの間の通路に、ケイ酸カルシウム板の天井材の一部(縦90cm、横180cm)が落下しているのを職員が発見した。前日23時15分頃に警備会社が点検した際には異常は発見されておらず、営業時間外に落下したものとみられている。プールは1月22日は通常通り開館したものの、他の天井材が落下する恐れを考慮して通常より早い18時半頃に閉館し、点検及び補習のために1月23日から臨時休業している。再開時期は未定で、仮に大プールの天応を全面的に張り替えることになった場合には、休業が長期化する可能性もあるという[4][1]。
このプールでは、2015年(平成27年)4月にも、幼児用プールの天井の一部(縦4m、横9m、重さ約200kg)がはがれて、プールサイドに落下する事故が起きていた。この時には、同年11月に幼児用プールの天井部分を全面的に張り替えたが、落下した天井材は石膏ボードと木板とを貼り合わせただったため、ケイ酸カルシウム板を使っている大プール部分については落下の恐れはないとして改修していなかった[4][1]。
脚注
編集- ^ a b c 大分市営プール天井の一部また落下 当面休館再開時期は未定 大分県 西日本新聞、2017年1月24日
- ^ a b 市報おおいた 1995年7月1日号 No.1176 (PDF)
- ^ a b c 施設利用案内 大分市営温水プール
- ^ a b 大分市営プール、天井一部が落下 2年前も落ちる 朝日新聞、2017年1月23日
外部リンク
編集座標: 北緯33度14分45.2秒 東経131度37分30秒 / 北緯33.245889度 東経131.62500度