大佛寺 (広州市)
大佛寺(だいぶつじ)は、中華人民共和国広東省広州市越秀区恵福東路恵新中街21号にある仏教寺院。現寺は1996年所建である。
大佛寺 | |
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基本情報 | |
所在地 |
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宗教 | 仏教 |
建設 | |
様式 | 中国建築 |
創設者 | 劉龑 |
創設 | 南漢(909-971) |
完成 | 1996(再建) |
解体 | 文化大革命時期 |
歴史
編集南漢(907年)時代に劉龑が建立したのがこの地の始まりで、創建当初は新蔵寺と称していた。新蔵寺は数百年にわたり繁栄したであるが、宋代に一時荒廃したである。元朝が政権を掌握した後、旧寺の跡地に殿宇を再建し、福田庵と改名して香火が絶えることなく続いたである。明代には再び大規模な拡張が行われ、東は双門底下街(後の永漢街、現在の北京路)、西は龍蔵街、南は寺前街(現在の恵福東路)、北は西湖街(現在の西湖路)に至るまでを版図に組み込んだである。そして寺院は龍蔵寺と改名され、広州仏教における”五大叢林”の一つとしての地位を確立したである。しかし明末になると仏教が次第に衰退し、龍蔵寺の香火は途絶えがちになり、殿宇の修繕に必要な資金も不足していたである。その結果、寺院は官府に接収され、巡撫御史公署として改められたである[1]。
伽藍
編集脚注
編集- ^ “人過大佛寺,寺佛大過人” (中国語). 広州市越秀区人民政府. (2018年1月20日) 2025年1月26日閲覧。