大伴麻呂
奈良時代の貴族
大伴 麻呂(おおとも の まろ)は、奈良時代の貴族。官位は従四位下・右京亮。
時代 | 奈良時代 |
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生誕 | 不明 |
死没 | 天平宝字3年12月7日(759年12月30日) |
官位 | 従四位下右京亮 |
主君 | 聖武天皇→孝謙天皇 |
氏族 | 大伴氏 |
経歴
編集天平6年(734年)外従五位下に昇叙され、天平10年(738年)右京亮に任ぜられる。天平18年(746年)内位の従五位下に叙せられる。
天平勝宝6年(754年)正月に東院(楊梅宮)で孝謙天皇が五位以上の官人と共に宴を開催した際に、正五位下・多治比家主と共に天皇の御前に召されて、特別に四位の相当の礼服(濃い緋色の衣)を与えられて四位の列に着座するように命ぜられる。さらに二人には直ちに従四位下の叙位がなされるが、麻呂は一挙に四階の昇進となった。
官歴
編集『続日本紀』による。