大伴真麻呂
奈良時代の貴族
大伴 真麻呂(おおとも の ままろ)は、奈良時代の貴族。官位は従五位下・主税頭。
時代 | 奈良時代 |
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生誕 | 不明 |
死没 | 延暦4年9月24日(785年10月31日) |
官位 | 従五位下主税頭 |
主君 | 桓武天皇 |
氏族 | 大伴氏 |
経歴
編集延暦2年(783年)従五位下・大宰少弐に叙任される。翌延暦3年(784年)兵部大輔として早くも京官に復し、延暦4年(785年)主税頭に遷る。しかし、同年9月23日に発生した藤原種継暗殺事件の策謀に加わったため、事件翌日の24日に捕縛され斬刑に処された[1]。
桓武朝末の延暦25年(806年)桓武天皇が重態に陥る中で、藤原種継暗殺事件の関係者に対する赦免が行われ、真麻呂は本位である従五位下に復された。
官歴
編集『六国史』による。
脚注
編集- ^ 『日本紀略』