大乗駅
広島県竹原市高崎町にある西日本旅客鉄道の駅
大乗駅(おおのりえき)は、広島県竹原市高崎町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)呉線の駅である。駅番号はJR-Y26。
大乗駅 | |
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駅舎(2007年10月) | |
おおのり Ōnori | |
◄JR-Y27 安芸長浜 (1.8 km) (3.5 km) 竹原 JR-Y25► | |
所在地 | 広島県竹原市高崎町353 |
駅番号 | JR-Y26 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■呉線 |
キロ程 | 21.8 km(三原起点) |
電報略号 | ノリ |
駅構造 | 地上駅(盛土上) |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
92人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1932年(昭和7年)7月10日[2] |
備考 | 無人駅[1](自動券売機 有) |
歴史
編集- 1932年(昭和7年)7月10日:鉄道省三呉線(現・呉線)安芸幸崎駅 - 竹原駅間延伸時に開設[3]。
- 1935年(昭和10年)11月24日:三原駅 - 海田市駅間全通に伴い、線路名称改定。呉線所属となる[3]。
- 1960年(昭和35年)7月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1970年(昭和45年)10月1日:簡易委託駅化[4][5]。荷物扱い廃止[2]。
- 1979年(昭和54年):駅舎改築[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[2]。
- 1995年(平成7年)10月1日:管轄が広島支社直轄(三原管理駅)から三原地域鉄道部に変更[6]。
- 2006年(平成18年)3月18日:ダイヤ改正に伴い、臨時快速「瀬戸内マリンビュー」の停車駅となる。
- 2007年(平成19年)
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)3月12日:ダイヤ改正に伴い、臨時快速「瀬戸内マリンビュー」の通過駅に戻る[10]。
- 2016年(平成28年)
- 2018年(平成30年)
駅構造
編集相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な地上駅[1]。線路は築堤上を走っており、ホームへは階段を登る[1]。
無人駅。自動改札機は無いが、ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)で、ICカードは専用カードリーダーで処理される。改札外に男女共用汲取り式便所が設置されていたが、現在は使用不可となっている。以前は、簡易委託駅であり、非電化時代は直営駅であった[4][5]。
南北双方に出入口があり、駅舎がある南口のみ自動券売機がある。
のりば
編集ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
北側 | 呉線 | 上り | 三原・福山方面 |
南側 | 下り | 竹原・呉方面 |
- 付記事項
- 案内上ののりば番号は設定されていない。
- 以前は駅東側に側線が1線あったが、撤去されている。
利用状況
編集近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。特記の無いものは「国土数値情報 駅別乗降客数データ」による。 毎年8月末に竹原火力発電所グラウンドで花火大会が開催される時には、ラッシュ時以上の利用客が見られる。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
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1989年(平成 元年) | 599 | [15] |
1990年(平成 2年) | ||
1991年(平成 3年) | ||
1992年(平成 4年) | 570 | [16] |
1993年(平成 5年) | ||
1994年(平成 6年) | ||
1995年(平成 7年) | ||
1996年(平成 8年) | ||
1997年(平成 9年) | ||
1998年(平成10年) | 387 | [17] |
1999年(平成11年) | ||
2000年(平成12年) | ||
2001年(平成13年) | ||
2002年(平成14年) | 324 | [18] |
2003年(平成15年) | ||
2004年(平成16年) | ||
2005年(平成17年) | ||
2006年(平成18年) | ||
2007年(平成19年) | ||
2008年(平成20年) | ||
2009年(平成21年) | ||
2010年(平成22年) | ||
2011年(平成23年) | 217 | |
2012年(平成24年) | 203 | |
2013年(平成25年) | 196 | |
2014年(平成26年) | 182 | |
2015年(平成27年) | 173 | [19] |
2016年(平成28年) | 169 | [19] |
2017年(平成29年) | 147 | |
2018年(平成30年) | 111 | |
2019年(令和 元年) | 127 | |
2020年(令和 2年) | 106 | [20] |
2021年(令和 3年) | 92 | [21] |
2022年(令和 4年) | 92 | [22] |
駅周辺
編集駅北側の山にミカン畑を望む。
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 49号 福山駅・宇部新川駅・忠海駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月28日、19頁。
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、274頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 『日本鉄道旅行地図帳』 11号 中国 四国、今尾恵介(監修)、新潮社〈新潮「旅」ムック〉、2009年3月18日、35頁。
- ^ a b 『広島鉄道管理局この10年史:1965~1975』広島鉄道管理局、1976年3月、p.112。
- ^ a b 『鉄道ジャーナル』1970年11月号、鉄道ジャーナル社、p.12。
- ^ 『JR西日本広島支社10年史 : 次なる10年に向かって : 1987-1997』(西日本旅客鉄道広島支社)p.370
- ^ “JR呉線部分運休で国道渋滞”. 中国新聞 (中国新聞社). (2010年7月17日). オリジナルの2010年7月21日時点におけるアーカイブ。
- ^ 2010年7月定例社長会見(2010年7月22日時点のアーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2010年7月21日
- ^ 「Railway Topics」『鉄道ジャーナル』第44巻第10号、鉄道ジャーナル社、2010年10月号、150-151頁。
- ^ 『平成23年春の臨時列車について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道広島支社、2011年1月21日。オリジナルの2011年1月24日時点におけるアーカイブ 。2023年5月17日閲覧。
- ^ a b “6月19日から続く梅雨前線等による被害状況等について(第6報)” (PDF). 国土交通省 (2016年6月27日). 2016年6月29日閲覧。
- ^ “沿革” (PDF). データで見るJR西日本2018. 西日本旅客鉄道. p. 203. 2023年5月17日閲覧。
- ^ “平成30年台風第7号及び前線等による被害状況等について(第7報)” (PDF). 国土交通省 (2018年7月7日). 2018年7月23日閲覧。
- ^ 『西日本豪雨に伴う運転状況などについて(2018年10月30日時点)』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2018年10月30日 。2023年5月17日閲覧。
- ^ 『JR全線全駅』弘済出版社〈トラベルムック〉、1991年11月15日、347頁。全国書誌番号:92010752。
- ^ 『JR全線全駅』弘済出版社〈トラベルムック〉、1994年11月15日、347頁。全国書誌番号:95042369。
- ^ 『JR全線全駅』弘済出版社〈トラベルMOOK〉、2000年12月7日、399頁。ISBN 978-4-330-61300-0。
- ^ 「飲食・小売の出店を科学する出店戦略情報局」のアーカイブデータ
- ^ a b “竹原市地域公共交通網形成計画” (PDF). 竹原市. p. 3. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “2020年度 移動等円滑化取組報告書 II鉄道駅の移動等円滑化の達成状況(鉄道駅ごとに記入)” (PDF). 西日本旅客鉄道. 2022年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月18日閲覧。
- ^ 2021年度 移動等円滑化取組報告書 II鉄道駅の移動等円滑化の達成状況(鉄道駅ごとに記入), 西日本旅客鉄道, オリジナルの2023-03-26時点におけるアーカイブ。
- ^ 2022年度 移動等円滑化取組報告書 II 鉄道駅の移動等円滑化の達成状況(鉄道駅ごとに記入), 西日本旅客鉄道, オリジナルの2024-01-21時点におけるアーカイブ。
関連項目
編集外部リンク
編集- 大乗駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道