大久保 智康(おおくぼ ともやす)は、日本脚本家日本脚本家連盟会員。

人物

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黒沢清作品などのVシネマに関わったのち、マッドハウス制作のアニメーションに参加。水上清資の紹介で『ちっちゃな雪使いシュガー』の各話脚本を担当し、以降はマッドハウス以外の制作会社の作品にも参加するようになる。ダリオ・アルジェントのファンで、研究会での講演に登壇することもある。また、90年代初頭にはカイエ・デュ・シネマ・ジャポンにライターとして寄稿したこともあった。

『学校の怪談f』の制作時、黒沢が多忙を極めていたため、大久保は『CURE』の制作現場に出向いて打ち合わせを行っていた。『CURE』にも通行人のエキストラとして参加している[1]

フィルモグラフィー

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アニメーション

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実写

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書籍

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  • 日本映画史叢書8 怪奇と幻想への回路〜怪談からJホラーへ〜(2008年) 評論『変身人間の特異性――東宝〝変身人間シリーズ〟をめぐって』を寄稿

脚注

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  1. ^ 【第239回】『廃校綺談』(黒沢清/1998)|netfilms.jp”. note(ノート) (2015年10月6日). 2025年2月1日閲覧。
  2. ^ この醜くも美しい世界 : 作品情報”. アニメハック. 2020年10月6日閲覧。