大久保健治
大久保 健治(おおくぼ けんじ、1934年11月8日 - 2014年1月17日[1])は、日本のドイツ文学者、評論家、翻訳家。東京都立大学 (1949-2011)名誉教授。
略歴
編集1957年東京大学独文科卒、1960年同大学院修士課程修了、1964年ゲーテ賞を受賞し西ドイツに留学、1968年ドイツ語学文学振興会奨励賞受賞、東京都立大学助教授、教授を務め、定年後、大妻女子大学比較文化学部教授として勤めた。
著書
編集翻訳
編集- 『小説の理論』(ルカーチ・ジェルジ、藤本淳雄, 高本研一共訳、白水社、ルカーチ著作集2) 1968
- 『メディア論のための積木箱』(H・M・エンツェンスベルガー、中野孝次共訳、河出書房新社) 1975
- 『文化の哲学』(ゲオルク・ジンメル、円子修平共訳、白水社、ジンメル著作集7) 1976
- 『二つの風景』(ヨーンゾン、 集英社、世界の文学) 1977.5
テオドール・W・アドルノ
編集- 『批判的モデル集』(テオドール・W・アドルノ、法政大学出版局、叢書・ウニベルシタス) 1971
- 『ヴァルター・ベンヤミン』(Th・W・アドルノ、河出書房新社) 1972
- 『美の理論』(テオドール・W.アドルノ、河出書房新社) 1985.1
- 『美の理論 補遺』(テオドール・W.アドルノ、河出書房新社) 1988.11
- 『ベートーヴェン音楽の哲学』(T.W.アドルノ、作品社) 1997.1
脚注
編集- ^ “訃 報 [2012年(平成24年)10月1日 ~]”. 東京都立大学同窓会. 2024年10月29日閲覧。