大いなる砲火
『大いなる砲火』(A Time for Killing、The Long Ride Home)は、1967年にアメリカ合衆国で公開された映画。1961年に発表された小説「The Southern Blade」に基づいている。監督はフィル・カールソン。出演はグレン・フォード、ジョージ・ハミルトン、インガー・スティーブンスなど。ハリソン・フォードが初めてクレジットされた映画作品としても知られる[注釈 1][2]。
大いなる砲火 | |
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A Time for Killing The Long Ride Home | |
監督 | フィル・カールソン |
脚本 | ハルステッド・ウェルズ |
原作 |
ネルソン・ウォルフォード シャーリー・ウォルフォード |
製作 | ハリー・ジョー・ブラウン |
出演者 |
グレン・フォード ジョージ・ハミルトン インガー・スティーヴンス |
音楽 | マンデル・ロウ |
撮影 | ケネス・ピーチ |
編集 | ロイ・V・リヴィングストン |
配給 | コロンビア ピクチャーズ |
公開 |
1967年11月1日 1967年11月14日 |
上映時間 | 88分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
当初はロジャー・コーマンが監督していたが、制作会社であるコロンビア ピクチャーズとのトラブルにより途中降板し、最終的にカールソンが作品を完成させた[注釈 2]。コーマンは降板後、本作監督前に所属していたAIPへ戻り『ワイルド・エンジェル』を監督した。コーマンはこの経験について後に「マイナーとメジャーでは、許される自由の量が違った」と述べている[3]。
あらすじ
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キャスト
編集- トム・ウォルコット少佐: グレン・フォード(吹替: 森川公也)
- エミリー・ビドル: インガー・スティーブンス
- ドリット・ベントリー大尉: ジョージ・ハミルトン(吹替: 広川太一郎)
- ブルー・レイク: ポール・ピーターセン
- リー・キャット: ティモシー・キャリー
- クリーハン軍曹: ケネス・トビー
- パディ・ダーリン伍長: リチャード・X・スラッテリー
- シェイファー中尉: ハリソン・J・フォード
- オーウェルソン: ケイ・E・クーター
- ゾリコファー: ディック・ミラー
- ハリーズ大佐: エミール・マイヤー
- ステドナー: マーシャル・リード
- ルーサー・リスケル軍曹: マックス・ベア・Jr.
- プルー・プルデッシング中尉: トッド・アームストロング
- ダン・ウェイ軍曹: ハリー・ディーン・スタントン
※日本語吹替:テレビ版・放送日1972年4月26日『水曜ロードショー』他
スタッフ
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 「ハリソン・J・フォード」名義。1910年代から1920年代にかけて活動した同姓同名の俳優との混同を避けるため、本来は持たないミドルネームが追加されることとなった[1]。
- ^ コーマンの降板時、編集のモンテ・ヘルマンも降板している。
出典
編集- ^ Arbuckle, Alex. “8 years before 'Star Wars', Harrison Ford struggled in tiny bit parts” (英語). Mashable. January 9, 2018時点のオリジナルよりアーカイブ。January 9, 2018閲覧。
- ^ Duke, Brad (July 2008). Harrison Ford: The Films. USA: McFarland & Company. ISBN 978-0-7864-4048-1
- ^ Thomas, Kevin (10 June 1966). “Cormann--Whiz Kid of the B's”. Los Angeles Times: p. d16