夢 (フランツ・マルク)
夢(ゆめ ドイツ語: Der Traum)は、ドイツの画家フランツ・マルクの絵画である。1912年にバイエルン州ジンデルスドルフで制作された。この横長の判型の油絵は、1頭のライオン、1軒の家屋、4頭のウマも描かれた風景の中で、胡坐をかいた裸婦像を表している。首を傾げていることから、中央の人物は微睡んでいるはずであり、残りの構図は女性の夢をさらけ出している。
作者 | フランツ・マルク |
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製作年 | 1912年 |
素材 | キャンバスに油絵具 |
寸法 | 100.5 cm × 135.5 cm (39.6 in × 53.3 in) |
所蔵 | ティッセン=ボルネミッサ美術館、マドリード |
マルクは本作と引き換えにしてカンディンスキーから『即興Ⅻまたは騎士』を手に入れた。その後本作はスペインのマドリード・ティッセン=ボルネミッサ美術館に所蔵された。
外部リンク
編集- ウィキメディア・コモンズには、夢 (フランツ・マルク)に関するカテゴリがあります。
- The Dream, ティッセン=ボルネミッサ美術館のサイト
- Manuel Jover, « Le Rêve de Franz Marc : focus sur un chef-d'œuvre » 『コネサンス・デ・ザール』誌のサイト