多治見少年少女合唱団
この記事の主題はウィキペディアにおける音楽の特筆性の基準を満たしていないおそれがあります。 (2014年9月) |
沿革
編集1973年、多治見青年会議所の提唱により誕生した。団員は小学1年生から20歳まで、2007年12月現在で50余名ほど在籍している。団長は谷村真一、指揮者は柘植洋子である。
活動
編集レパートリーは日本の現代音楽が中心で、武満徹、一柳慧、湯浅譲二、三善晃、間宮芳生、柴田南雄、権代敦彦、マーリー・シェーファー等の作品が多い。また、難易度ゆえかあまり演奏されないクセナキスの児童合唱曲「Pu wijnuej we fyp」をレパートリーに持つ稀有な団体としても有名である。
毎年11月に定期演奏会を開いており、2005年には名古屋のしらかわホールで第32回が開かれた。
委嘱作品に、権代敦彦「はじめに神は天と地を創造された」、林光「はる.なつ.あき.ふゆ」野平一郎「ある科学者の言葉~児童合唱とピアノのための~」などがある。委嘱編曲作品に鈴木輝昭「Happy Xmas (War Is Over)」(ジョン・レノン)がある。また、世界にも場を広げ、シンガポール、アメリカ、オーストラリア、2007年7月には台湾での公演をした。2017年スペインバルセロナで行われる「世界合唱シンポジウム」に、世界の23の合唱団と共に招待合唱団として参加が決まっている。
主な録音
編集- 子供の十字軍 一柳慧合唱作品集(Art Union)
- 児童合唱組曲名曲選 オデコのこいつ 三善晃作品集1(ビクターエンタテインメント) - 「唱歌の四季」を演奏
- 児童合唱組曲名曲選 風のとおりみち 三善晃作品集2(ビクターエンタテインメント) - こどものための合唱曲集「光のとおりみち」を演奏
- 三善晃マリンバ作品集(佼成出版社) - 童声合唱とサヌカイト、マリンバのための「ヤマガラ日記」、および童声合唱とマリンバのための「かみさまへのてがみ」を演奏
- ノスタルジア 信長貴富無伴奏合唱作品集(Giovanni) - 合唱による日本名歌集「ノスタルジア」から6曲、また、無伴奏女声(同声)合唱のための「7つの子ども歌」を担当
- 狐のうた 三善晃児童合唱作品集(Giovanni)