多摩 (小惑星)
小惑星
多摩(たま、1089 Tama)は、フローラ族に属する小惑星。1927年(昭和2年)11月17日に、三鷹の東京帝国大学天文台(現:国立天文台)で及川奥郎によって発見された。
多摩 1089 Tama | |
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仮符号・別名 | 1927 WB |
分類 | 小惑星 |
軌道の種類 | 小惑星帯 (フローラ族) |
発見 | |
発見日 | 1927年11月17日 |
発見者 | 及川奥郎 |
軌道要素と性質 元期:2010年7月23日 (JD 2,455,400.5) | |
軌道長半径 (a) | 2.214 AU |
近日点距離 (q) | 1.933 AU |
遠日点距離 (Q) | 2.494 AU |
離心率 (e) | 0.127 |
公転周期 (P) | 3.29 年 |
軌道傾斜角 (i) | 3.73 度 |
近日点引数 (ω) | 354.30 度 |
昇交点黄経 (Ω) | 71.52 度 |
平均近点角 (M) | 24.95 度 |
衛星の数 | 1 |
物理的性質 | |
直径 | 12.92 km |
質量 | 2.2 ×1015? kg |
平均密度 | 2.0? g/cm3 |
表面重力 | 0.0036? m/s2 |
脱出速度 | 0.0068? km/s |
自転周期 | 16.44 時間 |
スペクトル分類 | S? |
絶対等級 (H) | 11.60 |
アルベド(反射能) | 0.2424 |
表面温度 | ~179 K |
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
衛星
編集2003年12月24日から翌2004年1月5日にかけての光度観測(蝕変光)により衛星の存在が発見され、同1月24日付けで発表。S/2003 (1089) 1 と仮符号が付けられた。
なお、発表者は多数にて、外部リンクにあるIAUC 8265(原文)を参照されたい。
衛星の直径は約9km。主星(直径約13km)との比率でいえば極めて大きく、二重小惑星と呼ぶこともできる。小惑星間の距離は約20km。0.6852±0.0002日の周期(自転と同期)で互いに公転しており、主星と接触している可能性もある。
関連項目
編集出典
編集- ^ Lutz D. Schmadel "Dictionary of minor planet names", 93p
外部リンク
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