夕張市立診療所
日本の北海道夕張市にある診療所
夕張市立診療所(ゆうばりしりつしんりょうじょ)は北海道夕張市にある診療所。
夕張市立診療所 | |
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情報 | |
指定管理者 |
医療法人財団 豊生会 |
正式名称 | 夕張市立診療所 |
前身 | 夕張市立総合病院 |
標榜診療科 | 総合診療科、循環器内科、整形外科、リハビリテーション科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、婦人科、歯科 |
許可病床数 |
19床 一般病床:19床 |
開設者 | 夕張市長 |
管理者 |
医療法人財団 豊生会 |
開設年月日 | 2007年4月1日 |
所在地 |
〒068-0425 北海道夕張市若菜8番地12[1] |
二次医療圏 | 南空知 |
PJ 医療機関 |
概要
編集1910年(明治43年)に北海道炭鉱汽船が開院した夕張炭鉱病院を、夕張市が閉山時の1982年(昭和57年)に買収して夕張市立総合病院として開業した[2]。
夕張市立総合病院は地方公営企業法に基づき経営される一般病床170床の夕張市唯一の病院だった[3]。
しかし、2006年(平成18年)の夕張市の財政破綻後、2007年(平成19年)に有床診療所(19床)と介護老人保健施設(40床)の各施設に転換して指定管理者制度を導入した[2]。なお南清水沢地区の診療所は民間に移譲された。
夕張市社光にあった施設は、外来棟が1973年(昭和48年)、病棟が1959年(昭和34年)の建物で老朽化し、施設機能に対して規模が大きすぎるため維持管理費が膨らんでいると指摘された[2]。また、2014年(平成26年)には現行の耐震基準を満たしていないことも判明した[2]。
そのため夕張市立診療所・介護老人保健施設 移転改築事業基本計画により、2023年(令和5年)9月1日に夕張市若菜8番地12(旧若菜中央小学校グラウンドほか)に新築移転した[1][2][4]。
沿革
編集診療科目
編集2017年(平成29年)現在[2]
- 総合診療科
- 循環器内科
- 整形外科
- リハビリテーション科
- 耳鼻咽喉科
- 泌尿器科
- 婦人科
- 歯科
交通
編集テレビ番組
編集- 日経スペシャル ガイアの夜明け 公共サービスのなくなる日 「~ 夕張再生へ 立ち上がる住民たち ~」(2007年6月26日、テレビ東京)[8]。- 夕張市の医療体制の変化を取材。
脚注
編集- ^ a b c “新規指定医療機関一覧表”. 北海道厚生局. 2023年9月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “夕張市立診療所・介護老人保健施設 移転改築事業基本計画”. 夕張市. pp. 5-14. 2023年8月5日閲覧。
- ^ a b c “第2次答申書 参考資料”. 江別市立病院. pp. 24-26. 2023年8月5日閲覧。
- ^ “新市立診療所が完成 夕張・「介護医療院」併設 9月1日利用開始”. 北海道新聞. 2023年8月5日閲覧。
- ^ “学校法人北海道科学大学 2015学校法人のご案内”. 学校法人北海道科学大学. pp. 20. 2023年8月12日閲覧。
- ^ “夕張市立診療所”. 医療法人社団 豊生会. 2023年8月5日閲覧。
- ^ “交通アクセス”. 夕張市立診療所. 2023年9月2日閲覧。
- ^ 公共サービスのなくなる日 「~ 夕張再生へ 立ち上がる住民たち ~」 - テレビ東京 2007年6月26日